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ISO14001とは?取得メリット・認証にかかる費用・期間も解説

2025年4月21日

ISO14001とは?取得メリット・認証にかかる費用・期間も解説

ISO14001とは環境マネジメントシステムについての国際規格です。ISO14001とは世界的にも環境に配慮を求められ、国際標準化機構(ISO)が1996年に策定した認証規格です。
取得することで環境影響を減らし、社外ではアピールや取引のスムーズ化、社内では組織的な活動や改善が可能になります。

目次

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ISO14001とは、スイスの「ISO(国際標準化機構)」という民間組織が定めた環境マネジメントシステムに関する国際規格です。

ISO14001の規格を満たしていると、国際的な基準で「環境保全に取り組むための体制を整えている」ということを証明できるものとなっています。

「ISO14001を取得していないと取引が難しいと言われた」「最近勢いのある競合他社がISO14001認証を取得したらしい」など、円滑な取引にあたって、ISO14001認証を取得するかどうか検討している企業は多いのではないでしょうか。

この記事では「ISO14001とは何か?」という基本的な知識はもちろん、ISO14001の認証を取得するメリット、デメリットや注意点を比較していきながら、ISO14001認証を取得した方がいいかどうかの判断基準をわかりやすく解説していきます。

さらに記事の後半では、ISO14001認証取得にかかる期間や認証取得までの流れなど、ISO14001に関する情報を網羅的に解説していきます。

ISO14001認証取得の必要性や費用面など、全容について網羅的に知りたい方は、ぜひ参考になさってください。

 

1. ISO14001とは?わかりやすく解説


まずは「ISO14001」とは何かを理解するための基本的な情報をお伝えしていきます。

1-1. ISO14001とは環境マネジメントシステムに関する国際規格

ISO14001とは、環境マネジメントシステムに関する国際規格です。
簡単に言うと、企業や団体(以下、組織と呼びます)が、その活動、製品、サービスが地球環境に与える影響を最小限に抑えるための仕組みについて、世界共通のルールを定めたものです。

そして、このISO14001の認証を取得するということは、その組織がこの国際的なルールに沿って環境への取り組みを進めていることを、対外的に証明できるということです。
「私たちの会社は、環境に配慮した活動をしっかりと行っています」ということを、言葉だけでなく、世界が認める基準によって示すことができるのです。

この重要な国際規格は、スイスのジュネーブに本部がある民間の組織、「ISO(国際標準化機構)」が制定しています。
ISOは、様々な分野における国際的な標準規格を開発している機関であり、ISO14001はその中でも「環境」に関する最も代表的な規格の一つです。つまり、ISO14001の認証は、国際的な信頼性を持つ「環境に優しい企業」であることの証明となるのです。

また、2025年〜2026年に改訂が予定されていますが、軽微な改訂になることが予想されています。
詳しくは下記の記事もご参照ください。

1-2. そもそもISO(アイエスオー)とは

そもそも「ISO(国際標準化機構:International Organization for Standardization)」とは、国際的に共通するガイドラインを決める非政府機関・非営利組織の名前です。

 

なぜ世界的に標準化したガイドラインを決めるのかというと、各国や各企業が自由にしてしまうと商品やサービスが複雑化・多様化してしまい無秩序になってしまうからです。

 

例えば、もしも各国でクレジットカードのサイズが違えば、海外旅行で訪問した先でクレジットカードが使えず不便でしょう。国際的に規格を合わせることにより、全世界で相互にクレジットカードを利用することが可能となります。

 

さらに詳しく「ISOとは何か」を理解したい方は、 下記の記事をぜひご参照ください。

1-3. 環境マネジメントシステム(EMS)とは

環境マネジメントシステム(EMS:Environmental Management System)とは、環境に配慮した運営や経営を行うためのシステムのことを指します。

 

例えば企業の場合には、自社の経営において、環境保全に配慮しながらビジネスを進めていくための仕組みづくりを継続的に構築する必要があります。構築して終わりではなく、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)のPDCAサイクルを継続して回していかなければなりません。

 

具体的には、企業の活動が環境に与える影響を評価し、その影響を最小限に抑えるための方針や目標を設定し、それを達成するための計画を立て、実行・評価・改善を繰り返すという一連の流れを管理するシステムです。

なお、ISO14001における「環境」とは、私たちが生活する地球全体を指しています。例えば、空気、水、土、自然の生物、人間を含む生態系、気候、自然資源など、私たちが生活するための基盤となる全ての要素を含みます。

 

1-4. ISO14001規格の具体的な内容

最新の「ISO14001:2015」は、以下の通り、全10章から構成されています。

具体的に環境マネジメントシステムの構築について解説されているのは4章から10章で、4章〜7章がPLAN(計画)、8章がDO(実行)、9章がCHECK(評価)、10章がACTION(改善)に該当しています。

1-5. 認証を得ることで「ISO14001取得済み企業」としてアピールできる

ISO14001が定める「環境マネジメントシステムの基準を満たしているか」を審査する認証機関があり、認証を得ることで、対外的に「ISO14001取得済み企業」としてアピールすることが可能になります。

つまり、ISO14001認証を得ることで、国際的な基準で「環境を守るための体制を整えている」ということを証明できるものとなっています。

ISOサーベイ2023によると、2023年時点の日本国内のISO14001認証数は21,422件となっています。

2. ISO14001はなぜ必要?認証取得で得られる4つのメリット

ここからは、ISO14001認証を取得することで、どのような具体的なメリットがあるかを解説していきます。

 

ISO14001認証取得で得られる4つのメリット

・大企業や官公庁との取引を有利に進めることができる

・環境関連の法令を遵守して法的リスク・罰則を回避できる

・緊急時の対応がスムーズにできる

・環境保全に取り組んでいる企業としてブランドイメージや信頼性を向上できる

 

2-1. 大企業や官公庁との取引を有利に進めることができる

ISO14001を取得する最も大きなメリットといえば、大企業や官公庁との取引を有利に進めることができる点にあります。

実際にISO14001の認証を取得するきっかけとして、「取引先から取得を要求された」「官公庁の入札加点や参加条件にISO14001があった」というケースが圧倒的に多い現状があります。

例えば建設業者の場合、ISO14001は公共工事の入札参加条件に指定されていることがあります。入札条件までにはなっていなくても、ISO14001を取得していることで加点の対象になるケースも存在します。

また、昨今企業のCSR(社会的責任)活動でよく取り入れられている「グリーン調達」や「グリーン購入」の取り組みの中でも、ISO14001取得企業が取引条件に挙げられることがあります。

なぜ大企業や官公庁がISO14001の取得を取引条件にするかというと、ISO14001認証を取得している企業であれば、その企業が法令を遵守して環境に配慮していることが保証されているからです。

このように、大企業や官公庁など大きな組織からの仕事を受注するためには、ISO14001認証取得が有利に働くケースがあります。

2-2. 環境関連の法令を遵守して法的リスク・罰則を回避できる

ISO14001を取得するメリットとして、法的リスク・罰則を回避できるという点もあります。

ISO14001認証を得るためには、マネジメントシステム認証規格が要求する要求事項の他に、法令で遵守すべき事項(法的要求事項)を満たす必要があります。

つまり、ISO14001に準拠することで環境関連の各種の法令を遵守でき、企業が法令に違反したり罰則を受けたりするリスクを軽減することができます。

2-3. 緊急時の対応がスムーズにできる

ISO14001認証を取得することにより、緊急時の対応がスムーズに行えるようになるメリットもあります。

なぜならば、ISO14001規格では、環境マネジメントシステムを通じて緊急事態への備えや対応手順を明確にすることが求められているからです。これにより、予測されるリスクや緊急事態に迅速かつ適切に対応できる仕組みを構築することが可能です。

例えば、災害や事故による環境への影響を最小限に抑えるための手順を整備しておけば、有事の時に従業員が迷うことなく行動でき、被害の拡大を防ぐことができます。結果として、企業の信頼性が向上するとともに、利害関係者への安心感を提供することにもつながるでしょう。

2-4. 環境保全に取り組んでいる企業としてブランドイメージや信頼性を向上できる

環境保全に取り組んでいる企業として、対外的なブランドイメージや信頼性を向上できるのも、ISO14001認証を取得するメリットのひとつです。

ISO14001は1996年に制定・発行された国際的な環境マネジメントシステムの規格であり、ISO14001取得企業は「環境に配慮した経営を行っている」という良いブランドイメージを得ることができます。環境意識の高さから、取引先や消費者はもちろん、近隣住民からも信頼を得やすくなるでしょう。

また、ISO14001を取得していない企業との差別化を図ることもできます。

昨今では社会貢献性を重視して就職先・転職先を選ぶ人も増えているため、採用においても競合との差別化を図ることができます。

3. ISO14001認証を取得するデメリット・注意点

2章で解説した通りISO14001認証を取得することでさまざまな恩恵を受けることができます。

しかしながら一方で、取得するには相応のデメリットや注意点もあることを認識しておかなければなりません。

ISO14001認証を取得するデメリット・注意点

・ISO14001認証取得時には費用や労力が発生する

・ISO14001取得後も毎年維持コストが発生する

・システム構築・文書作成などの労力がかかる

費用面(コスト面)と労力がかかる点について、しっかりと内容を理解しておきましょう。

3-1. ISO14001認証取得時には費用や労力が発生する

ISO14001認証を初めて取得する際には、環境マネジメントシステム構築のための費用や認証取得に向けた手続きや準備に多大な労力が発生します。

【ISO14001認証取得時にかかる費用】

自力で認証取得する場合・審査費用(規模によって50万円〜100万円超)

・自力で基準を満たすための準備には相当の労力がかかる

認証取得コンサルタントに依頼する場合

・審査費用(規模によって50万円〜100万円超)

・コンサルタント費用(50万円〜200万円程度が一般的)

認証取得のための外部コンサルタントを依頼せずに社内で自力でISO14001を取得するのはハードルが高いため、多くの場合はコンサルタント費用もかかります。

※費用についてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事もぜひご覧ください。

規模によりますが、ISO14001取得するのにだいたい50万円〜200万円といったまとまった金額が必要になります。そのため、その費用や労力をかけてまでISO14001を取得するかどうかが、ISO14001認証を得るかどうか判断するポイントとなります。

3-2. ISO14001取得後も毎年維持コストが発生する

ISO14001は「1回取得して終わり」という訳にはいかず、継続してPDCAサイクルを回していかなければならないため、毎年維持コストが発生します。

ISO14001審査費用の目安は以下の表の通りです。

【ISO14001審査費用の目安(文書審査料・ISO登録料・現地審査料を含む)】

人数/年初回(新規)2年目(維持)3年目(維持)4年目(更新)
1~10490,000250,000250,000320,000
11~25700,000300,000300,000450,000
26~45790,000365,000365,000560,000
46~65910,000380,000380,000720,000
66~851,090,000440,000440,000780,000
86~1251,240,000490,000490,000840,000

 

更新も認証コンサルティング会社のサポートを依頼する場合には、別途コンサルティング費用が年間30万円〜100万円程度発生します。

月額4万円でお客様の作業工数を限りなくゼロに近づけたい方は、ぜひ当社のISO14001運用・更新コンサルティングもご検討ください。

3-3. システム構築・文書作成などの労力がかかる

ISO14001認証を取得するには、以下のようにかなり多くの事柄を進めていく必要があります。

ISO14001認証取得のために社内ですべきこと

1. 準備段階

・経営層の理解とコミットメントの確保(ISO14001の重要性と利点を共有)

・プロジェクトチームの結成(担当者や部門横断のチームを編成)

・現状の環境活動やリスクの評価(ギャップ分析)

2. 環境マネジメントシステム(EMS)の構築

・環境方針の策定(経営層の承認を得る)

・環境影響の特定と評価(事業活動が環境に与える影響を洗い出す)

・法的要求事項と規制の調査と遵守(関連する環境法規制をリスト化)

・環境目標とKPIの設定(具体的で測定可能な目標を策定)

3. 計画(Plan)

・EMS実施計画の作成(役割分担とタイムラインを明確に)

・リスクと機会の特定(環境リスクとチャンスを評価し対応策を検討)

・緊急時対応計画の策定(災害や事故時の対応手順を文書化)

4. 実施(Do)

・社内教育と意識向上(全従業員に環境方針やEMSの内容を周知)

・文書化された手順やプロセスの整備(記録管理の仕組み構築)

・環境パフォーマンスの測定とデータ収集

・環境活動の実行(廃棄物削減、エネルギー効率化など)

5. 評価(Check)

・内部監査の実施(システムの適合性と有効性を確認)

・法令遵守状況の評価(必要に応じて改善計画を立案)

・データ分析と成果の測定(目標達成状況を評価)

6. 改善(Act)

・是正措置の実施(不適合箇所の改善)

・環境目標や方針の見直し(必要に応じて更新)

・継続的改善の推進(PDCAサイクルを維持)

7. 認証取得プロセス

・認証機関の選定(ISO14001認証を提供する第三者機関を選ぶ)

・予備審査の依頼(認証機関による事前評価を受ける)

・本審査の実施(認証機関による正式な審査を受ける)

・認証の取得(審査合格後、ISO14001認証を取得)

8. 認証後の維持管理

・定期的な内部監査と外部監査の受け入れ

・環境パフォーマンスの継続的改善

・従業員への定期的な教育と意識啓発活動の実施

ISO認証コンサルティングを活用すれば工数は抑えられますが、社内で自力でISO14001を取得しようとする場合には大変な労力が発生します。

4. メリット・デメリットを比較してISO14001を取得するかを決定しよう

ここまで解説した通り、ISO14001認証取得にはメリットもデメリットも両面が存在します。

そのため、ISO14001を取得するかどうかは、社内で十分に比較検討して、メリットがデメリットを上回るのか慎重に判断していくことをおすすめします。

実情からいうと、ISO14001を取得する費用も労力も小さいとは言えないため、多くの場合は、特定の企業や官公庁などとの取引を継続するためにISO14001を取得するケースがほとんどでしょう。

「大口の取引先からISO14001を取得するように言われて断れない」「ISO14001を取得しないと、入札条件を満たせない」のような状況も多く聞かれます。

このような場合は、できるだけ費用・労力を抑えた上でISO14001取得を目指すのがおすすめです。社内の工数を抑えつつ、価格も抑えられる認証取得コンサルティングサービスを見つけるのがベストといえます。

5. ISO14001認証取得にかかる期間は「早くて半年〜1年程度」

ISO14001認証取得を目指す場合に知っておきたいのが、「どのくらい時間がかかるか?」という点でしょう。

必要な時間は状況によってまちまちですが、コンサルティング会社に認証取得サポートを依頼した場合でも、早くて半年(6カ月)〜1年程度が一般的です。

自社で取得を目指すケースでは、ISO14001の知識や経験などがない場合や組織の規模が大きい場合、必要な書類が整備されていない場合には、1年以上の時間がかかることもあるでしょう。

「できるだけ早く取得したい」という場合は、ISO14001認証取得の経験が豊富なコンサルティング会社に依頼することをおすすめします。

6. ISO14001認証を取得するまでの流れ

ここからは、ISO14001認証を取得するまでの大まかな流れを解説していきます。

認証取得にあたってコンサルティング会社のサポートを受ける場合には細かい内容まで把握している必要はありませんが、ざっくりと流れを理解しておくと良いでしょう。


なお、下記の記事ではさらに詳細に流れを解説しているので、併せてご活用ください。

6-1. ステップ1:ISO14001認証取得に向けた計画を立てる

まずはISO14001認証取得に向けて計画を立てていきます。具体的には、以下の3つの事柄をしっかりと設定しましょう。

  1. 中心となる責任者や推進メンバーを決める
  2. いつまでに取得するか期日を設定する
  3. 認証範囲を決める
  4. 認証コンサルティング会社の支援を受けるかを決める

ISO14001では、認証範囲を自分たちで自由に設定できます。会社全体で取得するのか、特定の事業所や拠点、部門だけで取得するのかを明確に定めましょう。

また、自力での取得を目指すのか、それとも認証コンサルティング会社の支援を受けるのかも決めましょう。できるだけ手間なくスピーディに取得したい場合には、コンサルの手を借りることをおすすめします。

迷う場合には、ISO14001審査合格率100%の当社(スリーエーコンサルティング)にぜひお気軽にご相談ください。費用や取得までのスケジュール、サービス内容など、自力で取得する場合との比較をしながら詳しくご説明いたします。

6-2. ステップ2:環境マネジメントシステム(EMS)を構築する

方針を決めたら、いよいよ環境マネジメントシステム(EMS)を構築していきます。

ISO14001の規格要求事項に基づいたルール作りを実施するとともに、マニュアルなどへの文書化や運用に必要な帳票類の準備をしていきます。

認証コンサルティング会社に依頼する場合には、環境マネジメントシステムの構築からマニュアルの作成、スケジュール管理までをサポートしてもらうことが可能です。

6-3. ステップ3:環境マネジメントシステム(EMS)を運用する

環境マネジメントシステム(EMS)を構築できたら、実際に運用していきます。

具体的には、環境側面の洗い出しや評価、著しい環境側面の決定、環境目標の設定と達成計画の策定・実施、内部監査、マネジメントレビューなどが「運用」の部分に該当します。

要求事項を満たすために、運用の結果を作成した帳票などを使って記録を残すようにしましょう。

6-4. ステップ4:認証機関(審査機関)の審査を受ける

ISO14001認証の審査を受ける準備ができたら、いよいよ審査です。

審査は一次審査(文書審査)→二次審査(実際の運用状況の審査)という流れで行われます。

【ISO14001の審査の流れ】

一次審査(文書審査)

・一次審査までに、構築の時に作成した文書や帳票類を見てもらえるように準備しておく

・規格要求事項に基づいた環境マネジメントシステムの構築が行われているかがチェックされる

二次審査(実際の運用状況の審査)

・一次審査の内容をもとに、実際の運用状況をチェックされる

・記録以外に、実際に仕事をしている現場に審査員が訪問し、その目で運用状況を確認されることがある

ISO14001審査で「不適合」となった場合には、その内容についての修正処置や是正処置を行います。

不適合が全て解決・解消されると、「審査会」で認証に値するかどうかの判断が行われます。

審査会に進んだ時点で一次審査・二次審査をクリアしているため、審査会で取得できないことはほとんどありません。

なお、当社の「ISO14001新規認証サービス」をご利用いただいた場合の認証率は100%を誇っています。「審査に通るかどうか不安」という方はぜひ当社サービスをご活用ください。

6-5. ステップ5:ISO14001認証取得が完了する

審査会を通過すると晴れてISO14001認証取得が完了となり、手元に「ISO14001登録証」が到着します。

登録証を社内に掲示したり公式サイトに載せたりできるようになり、名刺や公式サイトにもISO14001のマークを入れられるようになります。

7. 手間をかけずにISO14001認証を取得するならコンサル利用がおすすめ

ISO14001認証にあたっては、自力で認証取得を目指すのではなく、コンサルティング会社の認証取得サポートを利用する企業が多くいらっしゃいます。

その理由としては、自社でゼロから環境マネジメントシステム(EMS)を構築してISO14001審査の準備を行うための労力や時間を削減できるからです。

スムーズに認証するためには専門的な知識や経験が不可欠であり、通常は自社内に詳しい人材がいないことがほとんどのため、専門家のサポートを借りる企業が多いのです。

ただし、ISO14001のコンサル選びによっては、認証取得の効率や結果に大きな差が出ることもあります。

受けられるサポート内容やコンサル価格も違うため、必ず複数のサービスを比較して、「社内の工数負担をゼロに近づけるようなサービス」を選び、コストも抑えられる業者を選びましょう。

もしもどのコンサルティング会社を選ぶか迷ったら、「審査合格率100%」「コンサルティング費用:月額4万円」「3年以上継続率94%」の特徴を持つ認証パートナーにぜひご相談ください。



8. まとめ

本記事では「ISO14001」について解説してきました。最後に、要点を簡単にまとめておきます。

▼ISO14001とは

・環境マネジメントシステムに関する国際規格のこと

・そもそも「ISO」とは、国際的に共通するガイドラインを決める非政府機関・非営利組織の名前

・環境マネジメントシステム(EMS)とは、環境に配慮した運営や経営を行うためのシステムのこと

・認証を得ることで「ISO14001取得済み企業」としてアピールできる

ISO14001認証取得で得られる4つのメリット

・大企業や官公庁との取引を有利に進めることができる

・環境関連の法令を遵守して法的リスク・罰則を回避できる

・緊急時の対応がスムーズにできる

・環境保全に取り組んでいる企業としてブランドイメージや信頼性を向上できる

ISO14001認証を取得するデメリット・注意点

・ISO14001認証取得時には費用や労力が発生する

・ISO14001取得後も毎年維持コストが発生する

・システム構築・文書作成などの労力がかかる

手間をかけずにISO14001認証を取得するならコンサル利用がおすすめです。ただし、コンサルティング会社によってサポート内容や価格は異なりますし、認証取得の効率や結果に大きな差が出ることもあるので注意しましょう。

もしもコンサル会社選びに迷ったら、「審査合格率100%」「コンサルティング費用:月額4万円」「3年以上継続率94%」の特徴を持つ認証パートナーにぜひご相談ください。

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