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ISO14001のメリット・デメリット

スタッフ写真
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2020年12月17日

ISO14001を取得すること、更新して維持することのメリット・デメリットは大きく分けて3つずつあります。
ISO14001を取得・維持することのメリットは、① 組織のシステムが確立しやすくなること、② 責任と権限が明確になること、③ 他社から信頼を得やすくなることで、デメリットは、① マニュアルや書類を作成する手間が増えること、② 保管する記録が増えること、③ 審査費用が発生することです。

1.メリット

メリット3つを解説します。

① 組織のシステムが確立しやすくなる

ISO14001の取得するに当たり、作業手順を明確化にする必要があります。
人によって品質が変化してしまう商品があったり、人の動きや入れ替わりの多い企業が、作業手順を明確化させることによって、品質を一定に保つことができます。
その結果、お客様からの信頼に繋がります。

② 責任と権限が明確になる

ISO14001認証は業務の権限や責任を明確化することで、社員の不信感をなくし、万が一問題が発生したとしても、解決しやすくします。
組織全体を把握および管理し、システムに沿って業務を行えるようになるため、スムーズな作業ができます。

③ 他社から信頼を得やすくなる

ISO14001を取得することによって、その事実を自社サイトや名刺に投稿することができます。
それに伴い、既存の取引先や新規顧客から信用を得やすくなり、新規顧客の紹介、新規受注等、間接的に売り上げの貢献に繋がります。

2.デメリット

① マニュアルや書類を作成する手間が増える

日常業務とは別にISOに関する作業が発生します。
また、ISOの担当者に抜擢される方は社内のエース級が多く、普段の業務を圧迫してしまい、負担に感じられる方が多いと耳にします。

② 保管する記録が増える

どうしてもISOに関する書類が増えてしまい、「いつまでに書類を完成させなければならないのか」 など、書類の保管場所とは別に、管理も必要となります。
書類に対する保管もデメリットの1つとして挙げられます。

③ 審査費用が発生する

プライバシーマークは初年度および2年に1度の更新時のみの支払いになりますが、ISO14001では毎年、審査費用へ審査機関を支払う必要がある。
取得する事によって得られる対価として費用を支払うのは当たり前のことですが、やはりできるだけ支出は抑えたいものです。

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