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ISO14001認証お役立ちコラム

2020年12月17日

ISO14001には3年という有効期限があり、維持を続けるためには維持審査と更新審査を受ける必要があります。

ISO14001の有効期限や認証取得後から更新までの3年間の流れを詳しく解説していきます。

有効期限について

ISO14001認証取得から1年後、第1回目の維持審査が行われます。 維持審査では主に以下のような流れで、審査が実施されていきます。

① 内部監査・マネジメントレビュー

マネジメントシステムや自社体制の運用等について、問題点や懸念事項を挙げていきます。

② 不適合措置の確認

不適合とされた事に対して、対応方法を確認します。

③ 苦情処理の確認

何件、どのようなクレームが来ているのか、その対応方法の認を行います。

④ ISOの登録マーク、シンボルデータの確認

登録マークの確認がされます。

第2回維持審査

第1回目の維持審査のさらに1年後、要するに認証取得から2年目に第2回維持審査が実施されます。 第1回目の維持審査とそれほど内容は変更はありません。

 

ISOの新規認証取得・運用について詳しく知りたい方はコチラ

更新審査

更新審査は、有効期限の2カ月前ほどに事前に協議して決められた日程にて開催され、1日かけて行われます。 更新審査に合格することによって、また次の3年間ISO14001認証を更新して保持することができます。

 

更新審査の内容は取得したISO14001認証の規格によって異なるため、どのような流れで行われるかはその時の状況によります。

以下に、更新審査の一例として流れをまとめました。 ①~⑦までの工程で更新審査は終了となり、審査員が判定委員会に登録更新推薦を行い、合格した場タイミングで登録証の更新が行われます。

① オープニングミーティング

出席者の簡単な自己紹介から始まります。 審査員の人から名刺を求められることもあるため、事前に用意しておきましょう。

② トップインタビュー

代表者が3年間の運用状況について、インタビューを受けます。 具体的には、現在の売り上げ状況、ISO14001認証のプログラムを運用している業務、ISO14001認証取得に関する取り組み後に起きた変化などについて聞かれるケースがあります。

③ 管理責任者に対するヒアリング

審査員が作業手順書の改訂・更新、教育訓練の実施報告書、品質管理月報などの文書を確認し、気になる事案に関して、管理責任者に指摘します。 社内のISO事務局が同席することも可能です。

④ 現場視察

審査員が更新審査のために実際に作業をしている作業員の姿を見ながら、グループを担当する事務局メンバーへ色々と質問があります。 3年目の更新審査においては、要求事項のすべての項目がチェックされます。

⑤ 部署ごとのヒアリング

部署ごとの実態をヒアリングします。

⑥ 更新審査の総括

更新審査に参加した人が集まり、審査員から簡単な講評が行われます。 観察事項や不適合を指摘された場合は、更新のために改善策を社内で検討していく必要があります。

⑦ クロージングミーティング

ISOの審査機関は問題の有無によらず、常に現状維持以上の改善を求めていきます。 そのため更新時に、次回さらに良いマネジメントシステムをどのようにすれば運用できるか審査員からアドバイスを受け、一緒に次期の更新目標を策定していきます。

最後に

以上、ISO14001認証取得後の更新審査までの流れについてご紹介しました。 ISO14001認証を保持し続けるためには、毎年1回は維持審査や更新審査を受ける必要があります。

せっかく取得したISO14001認証を維持するためにも、維持審査や更新審査のための準備を怠らないようにしましょう。

 

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