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Pマーク対策にワイヤーロックは必須?盗難防止から始める情報漏洩対策

2025年9月12日

Pマーク対策にワイヤーロックは必須?盗難防止から始める情報漏洩対策

「Pマークを取得したいけど、ノートパソコンのセキュリティ対策ってどこまでやればいいの?」「ワイヤーロックって本当に必要?」

このような疑問を抱えていませんか?
Pマーク(プライバシーマーク)の取得や運用を検討する企業にとって、情報漏洩対策は重要な課題です。特に、持ち運びの多いノートパソコンのセキュリティに頭を悩ませている方も多いかと思います。

ノートパソコンのセキュリティにおいては、直接的な情報漏洩経路を遮断することができる「ワイヤーロック」は、情報漏洩リスクを大きく減らすことができる効果的な方法の一つです。そして、Pマーク取得のための審査においては、高い評価を受けるための重要なポイントです。この対策を取り入れることで、企業は個人情報保護への本気度を示すことができ、審査員の信頼を得ることに繋がります。

ここでは、Pマークにおけるワイヤーロックの必要性や、重要漏洩を防ぐための具体的な対策まで、Pマーク担当者や経営者が把握しておくべき情報をわかりやすくお伝えしていきます。

この記事を読み終えていただければ、あなたの会社のワイヤーロックに関する疑問が解消され、自信をもってPマーク審査に臨めるようになります。

1.ワイヤーロックは「必須ではないが、非常に効果的」


Pマークの取得にあたっては、安全対策・リスク対策の一環として、パソコン端末やサーバーに盗難防止ワイヤーの設置が求められることがあります。

ただし、これは必ずしも義務ではありません。重要なのは「盗難に対する適切な対策がされているかどうか」です。

つまり、盗難防止ワイヤーと同等以上の効果がある別の対策を実施していれば、必ずしもワイヤーを使う必要はありません。

例えば、ノートパソコンであれば、退勤時に鍵付きのロッカーやキャビネットに保管する運用ルールが整備されていれば、盗難防止ワイヤーに代わる対策として認められます。

場合もあります。いくつかの対策を組み合わせて、会社の実情に合わせたセキュリティ対策をしましょう。

2.ワイヤーロックの種類と良し悪し

ワイヤーロックと一口に言っても、種類は様々です。
具体的には、以下のようなものが挙げられます。

(1) セキュリティーワイヤー

ワイヤーロックと言えば、真っ先にセキュリティワイヤーを思い浮かべる人が多い、一般的なワイヤーロックの方法です。
ノートパソコンの側面には、一般的に「セキュリティスロット」という小さな穴があります。この穴にセキュリティワイヤーの先端部分を差し込みます。デスクやラックなどにワイヤーのケーブル部分を通し、南京錠やシリンダー錠などで施錠します。

・長所
手軽に取り付けができます。ワイヤーの長さがあるため、柔軟性が高いです。
・短所
切断されるリスクがあります。ワイヤーカッターやボトルクリッパーなどの工具を使用する計画的な窃盗に対しては防犯性が低いです。

(2)U字ロック

その名の通り、U字型の鍵を用います。セキュリティワイヤー同様、セキュリティスロットに差し込み使用するタイプが多いです。デスクやラックなどにU字型の鍵を固定します。

・長所
U字の部分は非常に太くて頑丈な金属でできています。そのため、ワイヤーカッターやボトルクリッパーでは簡単に切断できません。視覚的にも「手を出しづらい」という印象を与え、盗難抑止効果も高いです。
・短所
ワイヤーロックに比べて柔軟性がなく、設置場所によっては取り付けが難しい場合があります。U字の部分に重さがあり、パソコン本体への負荷が大きくなる可能性も少なくありません。価格はワイヤーロックに比べて高めです。

(3)地球ロック

ワイヤーロックやU字ロックは、デスクやラックに固定をしますが、それごと持ち出されるリスクはぬぐいきれません。地球ロックは、壁や床、柱など、「地球に固定された動かせないもの」に繋ぎ止める方法です。

・長所
より高い盗難防止効果が期待できます。
・短所
固定できる場所がさらに限られます。設置にあたっては壁や床、柱などに固定するため、ネジの跡が残ることもあります。賃貸オフィスなどの場合、取付場所が限られます。

3.ワイヤーロック以外の盗難・情報漏洩対策

ワイヤーロックは有効な対策の一つですが、それだけでなく、組織的・人的・技術的な対策もあわせて行うことで、より安心できるセキュリティ体制を整えることができます。では、ワイヤーロック以外にどのような対策があるのでしょうか?

(1) 物理的なセキュリティ対策の多角化

入室管理の徹底、監視カメラの設置、警備体制の強化なども物理的セキュリティ対策として有効です。

(2)パソコンデータの暗号化とアクセス制限

万が一パソコンが盗難された場合でも、データ暗号化が施されていれば、情報漏洩リスクを減らすことができます。また、パスワード以外の要素(指紋認証やワンタイムパスワードなど)も使う多要素認証を設定することで、より安全になります。

(3)持ち出しルールの明確化

ノートパソコンを社外に持ち出す際のルール(申請、持ち出し帳、持ち出し後の管理方法など)を明確にし、従業員へ浸透させましょう。

4.Pマーク審査で重視されるポイント

Pマークの審査では、ワイヤーロックがあるかどうかだけでなく、情報機器に対する対策が、会社の状況とリスクに合わせて行われているかが厳しくチェックされます。

(1)リスクを把握し、計画しているか

どんな個人情報を扱い、どんな盗難リスクがあるかを会社がきちんと理解し、それに基づいた対策を計画しているか

(2)対策はバランスよく、効果的か

ワイヤーロックだけでなく、鍵付き保管やデータ暗号化、従業員へのルール浸透など、様々な対策を組み合わせて、それが実際の盗難を防ぐのに役立っているかどうか

(3)実際にルールは守られているのか

決められた盗難防止ルールが、単なる文章だけでなく、日々の業務で従業員にしっかり守られているかを現場で確認する

(4)常に改善されているか

審査や日常で改善点が見つかった場合、それを受け止めてより良い対策へと努力しているかどうかも評価されます。

5.まとめ

情報機器の盗難対策はとても大事です。Pマークを取得する際、ワイヤーロックは必須ではありませんが、情報漏洩のリスクを大きく減らす重要な手段です。

ただし、ワイヤーロックだけでなく、物理的な保管の徹底、機器本体のセキュリティ強化、そして従業員への継続的な教育といった色々な対策を組み合わせることで、もっと安心できる情報管理体制が作れます。

こうした対策をきちんと行うことで、Pマークの審査で「個人情報保護に真剣に取り組んでいる証」にもなります。あなたの会社にあったセキュリティを作り上げ、自信をもってPマーク審査に臨みましょう。

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