お問合せフォームに、個人情報の同意ボタンがあるのは皆さん見たことがあるでしょう。
実際、プライバシーマークの観点から言うと、お問合せフォームに「同意ボタン」は必須ではありません。
なぜ必須ではないのかや、なぜほとんどの問合せフォームに同意ボタンがあるのかを解説していきます。
個人情報の取得について同意が必要
個人情報を取得する際に、個人情報を提供する本人に個人情報の取扱いについての説明(明示)に同意してもらう必要があります。
これはJISQ15001 3.4.2.4の、本人から直接書面によって取得する場合の措置の要求事項に対応しています。
個人情報保護方針は、JISの規格の要求をすべて満たしたかたちで作成されますから、個人情報の取得について「事前に利用目的を明らかにし同意の上で取得する」と記載してあります。
JISQ15001の要求事項を満たすポイントは、以下の通りです。
- 個人情報の取扱についての説明がお問合せフォームに記載されているか
- 個人情報の取扱について同意を確認する仕組みがあるか
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個人情報の取扱いについては明示が必要
個人情報の取扱について、企業は利用者に対して以下の8つの事項を明示しなければなりません。
- 事業者の名称
- 当社の個人情報管理者
- 連絡先
- 利用目的
- 第三者提供
第三者提供の目的
提供する個人情報の項目
提供の手段、方法
第三者の名称
第三者との契約条件 - 委託
- 提供の任意性とその結果
- 個人情報を開示する具体的な方法
個人情報の取扱いについて、問合せフォームに同意を確認する仕組みを「同意ボタン」以外で考えると大変です。
同意ボタン以外の方法だと、確認画面を一度出す際に送信ボタンの下に、
「送信ボタンを押すことは、個人情報の取扱いについてに同意したとみなします」の文言を入れるでも可能です。
まとめ
問合せフォームに個人情報の同意ボタンを入れるのは、必須ではありませんが、
その他の方法を考えるとなると、なかなか大変です。
そのため、一番効率的に対応できる方法が「問合せフォームに個人情報の同意ボタンを入れる」ということになります。
さまざまなサイトの問合せフォームに個人情報の同意ボタンがあるのは、そのためです。
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