2025年4月9日

目次
Close
「プライバシーマーク(Pマーク)を取得している企業はどれくらいあるの?どうやって調べればいいの?」
このような疑問をお持ちではないでしょうか。
個人情報保護の重要性が高まる中、プライバシーマークを取得する企業が増えています。
プライバシーマークを取得することで、顧客や取引先からの信頼を得ることができ、ビジネスの競争力を高めることが可能です。
しかし、プライバシーマークを取得している企業の数や、取得企業を調べる方法について、具体的に知らない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、プライバシーマークを取得している企業の数や、業種別の取得状況、さらに取得企業を調べる具体的な方法について、わかりやすく解説します。
最後までお読みいただくと、Pマーク取得企業の現状を把握し、必要に応じて取得企業を効率的に調べる方法がわかるようになります。
個人情報保護への取り組みを深め、信頼性の高いビジネスを目指す第一歩を踏み出してください。
1.プライバシーマーク(Pマーク)の取得企業数
プライバシーマーク(Pマーク)制度は、個人情報保護に関する取り組みを適切に行っている企業に与えられる認証制度です。
現在、全国で17,728社(25年3月時点)もの企業がプライバシーマークを取得しており、その数は年々増加しています。
このことからも、個人情報保護への取り組みが、企業の信頼性向上や取引先からの評価において重要な要素となっていることがわかります。
特に、個人情報を取り扱う業界では、プライバシーマークの取得が競争力の一つとして認識されるケースも多く見られます。
プライバシーマークの取得は、顧客や取引先に対して「個人情報を適切に管理している企業」であることを示す大きなアピールポイントとなります。
取得企業数の増加は、個人情報保護の重要性が広く認識されている証拠と言えるでしょう。
2.業種別のプライバシーマーク(Pマーク)の付与事業者数
分かりやすいように下記に、プライバシーマークの取得企業数を業種別に表にしました。
プライバシーマークは、個人情報保護の取り組みを示す信頼の証として、多くの企業で取得が進んでいます。
特に、サービス業を中心に幅広い業種で活用されています。
業種別(大分類) | 付与事業者数(2024年9月30日時点) |
サービス業 | 13,682 |
製造業 | 1,413 |
卸・小売・飲食料業 | 997 |
運輸・通信 | 766 |
建設 | 322 |
不動産 | 304 |
金融・保険 | 258 |
電気・ガス・水道 | 24 |
このように、プライバシーマークは、サービス業をはじめとする多様な業種で取得されており、個人情報保護への取り組みが業界全体で広がっていることがわかります。
特に、顧客情報を多く取り扱う業種では、信頼性向上のためにプライバシーマークの取得が重要視されています。
3.プライバシーマーク(Pマーク)取得企業を検索する
⑴JIPDECの「プライバシーマーク付与事業者検索」を利用する
①JIPDECが運営する「プライバシーマーク付与事業者検索」ページにアクセス
まず、JIPDECが運営する「プライバシーマーク付与事業者検索」ページにアクセスしてください。
プライバシーマーク付与事業者検索:https://entity-search.jipdec.or.jp/pmark
②検索条件を入力
「付与事業者検索」ページでは、以下の条件を指定して検索することが可能です。
- 事業者名称(事業者名称またはヨミガナを全角で入力)
- 登録番号(半角数字で入力)
さらに詳細な条件を指定する場合は、以下の項目から設定することができます。
- 都道府県から探す
- 五十音順から探す
- 本店の所在地から探す
- 業種から探す(大分類)
- 業種から探す(中分類)
- 審査機関から探す
- 登録番号・枝番から探す
必要な条件を入力したら、検索ボタンをクリックしてください。
③検索結果を確認
検索条件に該当する事業者が一覧で表示されます。
事業者名、本店所在地、登録番号、有効期限、審査機関などの詳細情報を確認することができます。
この「付与事業者検索」機能を活用することで、
プライバシーマークを取得している企業を簡単に調べることができます。
業界ごとの取得状況や特定の企業の取得状況を確認したい場合に、ぜひご利用ください。
⑵企業のホームページなどを確認する
プライバシーマークを取得している企業は、その取得状況をホームページ上で公開している場合があります。
以下の手順で確認することができます。
①企業の公式ホームページにアクセス
まず、確認したい企業の公式ホームページにアクセスします。
②「プライバシーマーク」や「個人情報保護」に関するページを探す
ホームページ内で「プライバシーマーク」や「個人情報保護」に関する情報が記載されているページを探します。
以下のようなページに記載されていることが多いです。
- 「会社概要」や「企業情報」ページ
- 「個人情報保護方針」や「プライバシーポリシー」ページ
- 「認証取得状況」や「品質管理」ページ
③プライバシーマークのロゴを確認
プライバシーマークを取得している企業は、ホームページ上にプライバシーマークのロゴを掲載している場合があります。ロゴが掲載されている場合、その企業がプライバシーマークを取得していることを確認できます。
④登録番号や有効期限を確認
プライバシーマークのロゴとともに、登録番号や有効期限が記載されている場合があります。
これにより、取得状況が最新であるかどうかを確認することができます。
⑶名刺や会社パンフレットなどの紙媒体で見つける
プライバシーマークを取得しているかどうかは、企業が発行する名刺やパンフレットを確認することで判断できる場合があります。
プライバシーマークを取得している企業は、名刺やパンフレットの目立つ箇所にプライバシーマークのロゴを掲載していることが一般的です。ロゴは通常、企業のロゴや連絡先情報の近く、または裏面に記載されていることが多いです。
プライバシーマークを取得している企業を確認する方法として、以下の3つをご紹介しました。
- 付与事業者検索
- 企業ホームページの確認
- 名刺や会社パンフレットなどの紙媒体の確認
なお、プライバシーマークを取得していても、企業のホームページや名刺、会社パンフレットにロゴを記載していない場合もあります。
また、JIPDECによってプライバシーマークの付与が取り消されたり、一時停止の措置が取られている場合もあります。
措置を受けている事業者については、JIPDECの公式サイト内にある「措置の状況」ページで確認することが可能です。
そのため、確実に確認するためには「付与事業者検索」を利用することをおすすめします。
措置の状況ページ:https://privacymark.jp/certification_info/rlist/index.html
ぜひこれらの方法を活用して、プライバシーマークの取得状況を確認してください。
関連:【今すぐチェック】
4.まとめ
本記事では「プライバシーマーク(Pマーク)の取得企業数と確認方法」について解説しました。
要点を以下にまとめます。
まず、プライバシーマークの取得企業数について解説しました。
プライバシーマークは、個人情報保護に関する取り組みを適切に行っている企業に与えられる認証制度であり、2025年3月時点で全国17,728社が取得しています。
この数は年々増加しており、個人情報保護への取り組みが企業の信頼性向上や取引先からの評価において重要な要素となっていることを示しています。特に、個人情報を取り扱う業界では、プライバシーマークの取得が競争力の一つとして認識されています。
次に、業種別のプライバシーマーク付与事業者数について解説しました。
サービス業を中心に、製造業や卸・小売業、運輸・通信業など幅広い業種で取得が進んでおり、個人情報保護への取り組みが業界全体で広がっていることがわかります。
特に、顧客情報を多く取り扱う業種では、信頼性向上のためにプライバシーマークの取得が重要視されています。
さらに、プライバシーマーク取得企業を確認する方法についても詳しく解説しました。
JIPDECが提供する「プライバシーマーク付与事業者検索」を利用することで、取得企業を簡単に検索することが可能です。
また、企業の公式ホームページや名刺、パンフレットなどの紙媒体を確認する方法も紹介しました。
これらの方法を活用することで、特定の企業がプライバシーマークを取得しているかどうかを確認できます。
最後に、プライバシーマークの取得状況を確実に確認するためには、「付与事業者検索」を利用することをおすすめしました。
また、JIPDECによる付与取り消しや一時停止の措置が取られている場合もあるため、JIPDEC公式サイトの「措置の状況」ページで確認することも重要です。
プライバシーマークの取得は、企業の信頼性を高めるだけでなく、顧客や取引先との関係をより強固にする重要な取り組みです。
本記事を参考に、プライバシーマークの取得状況を正確に把握し、個人情報保護への理解を深めていただければ幸いです。
ISO/Pマークの認証・運用更新を180時間も削減!
認証率100%の認証パートナーが無料問い合わせを受付中!

認証パートナーは8,000社を超える企業様の認証を支援し、認証率100%を継続してきました。
経験豊富なコンサルタントの知見を活かし、お客様のISO/Pマーク認証・運用更新にかかる作業時間を約90%削減し、日常業務(本業)にしっかり専念することができるようサポートします。
▼認証パートナーが削減できること(一例)- マニュアルの作成・見直し:30時間→0.5時間
- 内部監査の計画・実施:20時間→2時間
- 審査資料の準備:20時間→0.5時間
認証取得したいけれど、何をすれば良いか分からない方も、まずはお気軽にご相談ください。
← 記事の内容をまとめた動画はこちら!!
\ フォローしてね /
Pマーク(プライバシーマーク)・ISOに関することなら
何でもお気軽にご相談ください
今聞きたいこと、今すぐ回答!
最短即日・全国対応いたします!お問合せはこちらから
全国どこでもオンラインで対応!
気軽にご相談ください!相談予約はこちらから
お電話受付:平日9:30〜17:00
一目でわかる
認証パートナーのサービスご説明資料
8,000社以上の支援実績に裏付けされた、
当社サービスの概要を紹介しております。
資料の内容
- ・一目でわかる『費用』
- ・一目でわかる『取得スケジュール』
- ・一目でわかる『サポート内容』
Pマーク(プライバシーマーク)認証パートナー
サービスのご案内
認証パートナーの専門コンサルタントが御社の一員となって事務局業務を行います。
お客様の作業は審査機関との窓口役だけ。それ以外はすべてお任せください。
-
Pマーク
個人情報保護マネジメントシステム
高い保護レベルの個人情報保護マネジメントシステムを確立し、運用していることを示します。
認証パートナーなら、個人情報漏えい防止の観点も踏まえたサポートを実現します。Pマークの認証ページへ -
ISO9001
品質マネジメントシステム
品質マネジメントシステムは一貫した製品・サービスを提供し、顧客満足を向上させるための規格です。
認証パートナーなら、負担が増える形だけのISOではなく、より現場の実態に沿ったISOを実現します。ISO9001の認証ページへ -
ISMS・ISO27001
情報セキュリティマネジメントシステム
情報セキュリティマネジメントシステムは企業・組織の情報を守る規格です(ISMSとISO27001は同義)。
認証パートナーなら、情報セキュリティリスクへの対応計画、緊急時の対応計画踏まえPDCAサイクル回せるような仕組み作りを実現します。ISMS/ISO27001の認証ページへ -
ISO14001
環境マネジメントシステム
環境マネジメントシステムは環境を保護し、変化する環境状態に対応するための組織の枠組みを示します。
認証パートナーなら、課題になりがちな環境法令の対応についても一緒にサポート致します。ISO14001の認証ページへ -
ISO27017など各種対応規格
ISO27017やISO22000など各種規格もお得に 新規取得や運用・更新ができます。ご気軽にお見積りください。
ISO27017など各種対応規格ページへ -
複数規格の同時取得
ISOやプライバシーマークを同時に認証取得すると費用や工数を抑えることができます。安心してご相談ください
複数規格の同時取得ページへ
- © 2022 Three A Consulting Co., Ltd.