2025年6月24日
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2021年3月31日

ISO14001の運用でやることを具体的に知りたい、詳しく教えてほしいと思う方は多いのではないでしょうか。
本記事では、ISO14001の運用でやること、つまりPDCAサイクルの一連の流れを項番の順に9点にまとめて説明します。
目次
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まず、取り組む必要があるリスクや機会を特定しましょう。
リスクとは、期待されていることからずれていることで、機会とは何かをする良いタイミングだということです。
例えば、飲食店などではあれば、感染症の流行に対して、お客様が離れるかもしれないというリスクや、宅配事業を始める良いタイミングという考え方ができます。
一度洗い出した環境側面を更新しましょう。
まず増えた業務や減った業務がないか、業務のやり方が変わったところはないかなど変化したところを探すと更新しやすいです。
また、その環境側面の中から評価をしなおして、特に気になるもの、著しい環境側面を特定しなおしましょう。
順守義務は、一度特定した法令などが改正されていないかをチェックしましょう。
加えて、新しく追加になる法令や関係がなくなり削除する法令もしっかり見ましょう。
更新した6.1.1、6.1.2、6.1.3を考慮にいれて、改めて目標を見直しましょう。
目標の内容自体を変える場合もありますし、目標の数字を変更することもあるはずです。
6.1.1の見直しで新たな緊急事態が追加されていないか確認し、追加されている場合は準備しなおしましょう。
また、一度特定した緊急事態とその緊急事態に対する準備に問題がないか見直しましょう。
順守評価では、6.1.3で更新した内容も含めて改めてチェックしましょう。
更新した箇所だけではなく、前回チェックした内容も継続して守れているのかチェックをするようにしましょう。
前回実施した内部監査から変更になっている業務やルールをしっかりチェックできるようにしましょう。
特に、忘れないように前回の内部監査でチェックした不適合や改善事項がどうなったか追えるようにしましょう。
なお、内部監査については、こちらの記事で詳しく書いております。
内部監査が終わったら改めてマネジメントレビューを実施しましょう。
前回までのマネジメントレビューのアウトプットがどうなったのかを進捗確認できるように準備してのぞむと良いと思います。
また、前回だけではなく、前々回なども完了していないものに関しては、追いかけられるようにしてください。
新しく起きた不適合には是正を実施します。
運用の中で特に大事にしてほしいのが有効性のレビューです。
以前起きた不適合に対する是正を実施した結果、同じ原因での不適合が再発していないかを追いかけるようにしましょう。
不適合がつぶせるまで追いかけて初めて是正になります。
定期的な運用は、以前やったことを改めてやることになるので、おろそかになってしまいがちです。
文書やデータの日付を更新するだけではなく、時間が経つに連れて変化した箇所を追いかけて、しっかりと更新できるようにしてください。
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