2025年6月9日

1.ISO27001 内部監査チェックリストの無料ダウンロード
ISO27001の内部監査を効率的に進めるために、チェックリストは非常に役立つツールです。
以下のリンクから、無料でダウンロードできるチェックリストをご用意しました。
このチェックリストは、ISO27001の規格要求事項に基づいて作成されており、内部監査の際に必要なポイントを網羅しています。
2.ダウンロードしたチェックリストの活用方法

2-1 チェックリストをそのまま活用する
ダウンロードしたチェックリストは、ISO27001の主要な要求事項に基づいて作成されています。
そのため、初めて内部監査を実施する場合や、監査の進め方に不安がある場合は、そのまま活用することが可能です。
活用例
- 内部監査の際に、各項目を順番に確認し、適合性や有効性を評価する
- 監査結果を記録するためのテンプレートとして使用する
2-2 自社に合わせてアレンジする方法
ISO27001の内部監査は、組織の特性や運用状況に応じて柔軟に対応する必要があります。
ダウンロードしたチェックリストを自社用にアレンジする際のポイントを以下に示します。
① 自社のISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)に合わせる
自社の情報セキュリティ方針や目標に基づいて、チェックリストの項目を追加・削除する
自社特有のリスクや運用プロセスを反映させる
② 業務フローに沿った質問を追加する
各部門の業務フローに基づき、具体的な質問を設定する
例
- アクセス権限の管理は適切に行われているか?
- バックアップデータの保管場所は安全か?
③ 適合性と有効性の両面を確認する
- 適合性
- 規格要求事項に対して、運用が適切に行われているかを確認
- 有効性
- 運用が実際に効果を発揮しているかを評価
3.内部監査チェックリストを活用する際の注意点
3-1 チェックリストはあくまで「ツール」
チェックリストは内部監査を効率化するためのツールであり、すべての状況に対応できるわけではありません。
監査員は、現場の状況や記録を確認しながら、柔軟に対応することが求められます。
3-2 記録の確認を徹底する
内部監査では、質問だけでなく、実際の記録を確認することが重要です。
例えば、アクセスログや教育訓練の記録など、具体的な証拠を基に評価を行いましょう。
3-3 改善の視点を持つ
内部監査は、単に不適合を指摘するだけでなく、改善の機会を見つける場でもあります。
監査結果をもとに、ISMSの継続的な改善を目指しましょう。
4. 自社でチェックリストをアレンジする際の具体例
4.1 部門ごとの質問例
管理責任者向け
- 情報セキュリティ方針は最新のリスクに基づいて見直されていますか?
- 経営層は情報セキュリティの重要性を認識し、リソースを適切に配分していますか?
IT部門向け
- サーバーやネットワーク機器のアクセスログは定期的に確認されていますか?
- セキュリティパッチの適用状況は記録されていますか?
一般部門向け
- 機密情報の取り扱いルールは従業員に周知されていますか?
- 廃棄する書類は適切にシュレッダー処理されていますか?
4.2 業務フローに沿った質問例
リスクアセスメント
- リスクアセスメントの手順は文書化されていますか?
- リスク評価の結果に基づいて、適切な管理策が選定されていますか?
運用管理
- 情報資産の台帳は最新の状態に更新されていますか?
- 外部委託先との契約に情報セキュリティ要件が含まれていますか?
5. まとめ
ISO27001の内部監査チェックリストは、監査を効率的かつ効果的に進めるための強力なツールです。
無料でダウンロードできるチェックリストを活用し、自社の状況に合わせてアレンジすることで、より実践的な監査を実現できます。
内部監査を通じて、情報セキュリティマネジメントシステムの適合性と有効性を確認し、継続的な改善を進めていきましょう。
当社では、内部監査の基礎知識から実務に使えるスキルまで学べる講座を開催しております。
内部監査員としてレベルアップを目指している方は、ぜひご参加ください。
ISO/Pマークの認証・運用更新を180時間も削減!
認証率100%の認証パートナーが無料問い合わせを受付中!

認証パートナーは8,000社を超える企業様の認証を支援し、認証率100%を継続してきました。
経験豊富なコンサルタントの知見を活かし、お客様のISO/Pマーク認証・運用更新にかかる作業時間を約90%削減し、日常業務(本業)にしっかり専念することができるようサポートします。
▼認証パートナーが削減できること(一例)- マニュアルの作成・見直し:30時間→0.5時間
- 内部監査の計画・実施:20時間→2時間
- 審査資料の準備:20時間→0.5時間
認証取得したいけれど、何をすれば良いか分からない方も、まずはお気軽にご相談ください。
ISO・Pマーク(プライバシーマーク)の認証・更新も安心
認証率100% ✕ 運用の手間を180時間カット!
信頼の「認証パートナー」が無料相談を受付中!
一目でわかる
認証パートナーのサービスご説明資料
8,000社以上の支援実績に裏付けされた、
当社サービスの概要を紹介しております。
資料の内容
- ・一目でわかる『費用』
- ・一目でわかる『取得スケジュール』
- ・一目でわかる『サポート内容』
ISMS(ISO27001)認証パートナー
サービスのご案内
認証パートナーの専門コンサルタントが御社の一員となって事務局業務を行います。
お客様の作業は審査機関との窓口役だけ。それ以外はすべてお任せください。
-
Pマーク
個人情報保護マネジメントシステム
高い保護レベルの個人情報保護マネジメントシステムを確立し、運用していることを示します。
認証パートナーなら、個人情報漏えい防止の観点も踏まえたサポートを実現します。Pマークの認証ページへ -
ISO9001
品質マネジメントシステム
品質マネジメントシステムは一貫した製品・サービスを提供し、顧客満足を向上させるための規格です。
認証パートナーなら、負担が増える形だけのISOではなく、より現場の実態に沿ったISOを実現します。ISO9001の認証ページへ -
ISMS・ISO27001
情報セキュリティマネジメントシステム
情報セキュリティマネジメントシステムは企業・組織の情報を守る規格です(ISMSとISO27001は同義)。
認証パートナーなら、情報セキュリティリスクへの対応計画、緊急時の対応計画踏まえPDCAサイクル回せるような仕組み作りを実現します。ISMS/ISO27001の認証ページへ -
ISO14001
環境マネジメントシステム
環境マネジメントシステムは環境を保護し、変化する環境状態に対応するための組織の枠組みを示します。
認証パートナーなら、課題になりがちな環境法令の対応についても一緒にサポート致します。ISO14001の認証ページへ -
ISO27017など各種対応規格
ISO27017やISO22000など各種規格もお得に 新規取得や運用・更新ができます。ご気軽にお見積りください。
ISO27017など各種対応規格ページへ -
複数規格の同時取得
ISOやプライバシーマークを同時に認証取得すると費用や工数を抑えることができます。安心してご相談ください
複数規格の同時取得ページへ
- © 2022 Three A Consulting Co., Ltd.










