2024年5月1日
Pマーク取得方法と流れ 申請〜審査をステップに分けて完全解説
Pマーク取得にあたって何をすればよいか分からない方も多いと思います。
取得には、6つのステップがあり、計画作成、文書記録作成、申請、審査、指摘事項の改善、認証完了になります。
また、取得にあたり[審査]が必ずあり、通過する必要があります。皆さんが気になる[審査]を細分化すると「形式審査」「文書審査」「現地審査」と3回もあるので、事前に準備及び対策が必要です。
2022年8月17日
プライバシーマーク(Pマーク)のPDCAサイクルとは、マネジメントシステムの運用において必要不可欠な仕組みで、継続的改善手法の一つです。
プライバシーマーク(Pマーク)運用においてPDCAサイクルを利用することで、継続的にスパイラルアップすることができ、管理能力を高められます。
本記事ではPDCAサイクルについて詳しく説明していきます。
PDCAサイクルとは、マネジメントシステムの運用において必要不可欠な仕組みで、継続的改善手法の一つにあたります。
Plan(計画を作成すること)
Do(実施すること)
Check(点検すること)
Action(改善すること)
の頭文字からPDCAサイクルと称します。
プライバシマーク(Pマーク)に限らず、あらゆるマネジメントシステム、事業活動において重要な仕組みです。
※「PDCAサイクル」についてはこちらをご参照ください。
用語集:PDCAサイクル
事業活動において目標は非常に重要であり、目標達成に向けた活動があるからこそ事業を継続できます。
組織において目標達成に向けた活動をするとき、
部署ごと・あるいは部署内でも作業を分担して活動するため、共通の目標やルールが存在します。
ミスをすれば同じことを起こさないための改善を図ることが必要となってきます。
目標達成に向けた活動において、PDCAサイクルを使うからこそ事業活動を継続的にスパイラルアップすることができ、管理能力を高めることができます。
プライバシーマークでいうところのPlanは、個人情報保護方針を策定し、個人情報を特定すること、さらに教育や監査等を計画することです。
次にDoとなるのが、安全管理の対策実施、委託先の選定・評価、従業員への教育の実施です。
そして、Checkにあたるのが日常点検や内部監査であり、その結果をもってActionであるマネジメントレビューの実施へとつながります。
1つ目は、社員教育を事例として見てみましょう。
新入社員が入ってくると、早く一人前に育てるため、誰が教えるのか・何をさせるか・いつやるのか・どうやってやるのか・なぜやるのかなど、いわゆる5W1Hを明確にし、ある程度身についたところで試験あるいは上司のチェックが入り、できていないとこがあれば改善する、というサイクルを設定しているというのはどの企業でも同じではないでしょうか。
これも、PDCAサイクルを回している活動の1つです。
2つ目の事例として、マネジメントシステムの見直しがあります。
構築時に立派なルールを作ったところや、プライバシーマークの審査を何度も受けて審査員からの指摘に対応してきたところは膨大な規程が存在します。
しかし、ルールが多ければ多いほどPDCAサイクルでいうD(Do)のボリュームが増え、結果的にC(Check)やA(Action)に着手できなくなったところも少なくありません。
そこで、次回の更新審査までを目標として文書の見直しを計画し、必要最低限のルールを残して実行しながら文書のチェックを重ね、足りないものを補って自分たちに見合ったマネジメントシステムを構築した事例もあります。
PDCAサイクルがうまく回らない理由に多いのが、Dに重点をおきすぎてPとAが弱くなってしまっていることです。
成果を急ぎすぎる、変化への対応に追われる、そのためにPやCに十分な時間を取れずにAがおざなりになってしまっているところは少なくありません。
うまく回すためには2つのポイントがあります。
まず1つ目はPlanです。計画からしっかり立てて現状とゴールを明確にすることです。
2つ目はActionです。うまくいった場合は特に分析と検証をしていないことが多いところもありますが、うまくいってもいかなくてもなぜそうなったのかの分析と検証をすることで改善を図り、次の活動へとつなげましょう。
改善がなければ、効果が出ていてもそれが組織のノウハウとして蓄積されないまま「まぐれ」で終わってしまいます。
PDCAサイクルはプライバシーマークに限らず事業活動において必要不可欠な仕組みです。
目標達成、あるいはより良い運用をしていくためにも特に計画や改善を怠らず、PDCAサイクルを回してスパイラルアップしていきましょう。
← 記事の内容をまとめた動画はこちら!!
\ フォローしてね /
今聞きたいこと、今すぐ回答!
最短即日・全国対応いたします!
お問合せは
こちらから
全国どこでもオンラインで対応!
気軽にご相談ください!
相談予約は
こちらから
8,000社以上の支援実績に裏付けされた、
弊社サービスの概要を紹介しております。
資料の内容
認証パートナーの専門コンサルタントが御社の一員となって事務局業務を行います。
お客様の作業は審査機関との窓口役だけ。それ以外はすべてお任せください。
個人情報保護マネジメントシステム
高い保護レベルの個人情報保護マネジメントシステムを確立し、運用していることを示します。
認証パートナーなら、個人情報漏えい防止の観点も踏まえたサポートを実現します。
品質マネジメントシステム
品質マネジメントシステムは一貫した製品・サービスを提供し、顧客満足を向上させるための規格です。
認証パートナーなら、負担が増える形だけのISOではなく、より現場の実態に沿ったISOを実現します。
情報セキュリティマネジメントシステム
情報セキュリティマネジメントシステムは企業・組織の情報を守る規格です(ISMSとISO27001は同義)。
認証パートナーなら、情報セキュリティリスクへの対応計画、緊急時の対応計画踏まえPDCAサイクル回せるような仕組み作りを実現します。
環境マネジメントシステム
環境マネジメントシステムは環境を保護し、変化する環境状態に対応するための組織の枠組みを示します。
認証パートナーなら、課題になりがちな環境法令の対応についても一緒にサポート致します。
ISO27017やISO22000など各種規格もお得に 新規取得や運用・更新ができます。ご気軽にお見積りください。
ISOやプライバシーマークを同時に認証取得すると費用や工数を抑えることができます。安心してご相談ください