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ISO9001認証お役立ちコラム

2019年6月10日

ISO9001:2008において内部監査実施の目的は次の2点です。

ISO9001:2008の内部監査の目的①

a) 3つの適合性

• “個別製品の実現の計画に適合しているか”
• “この規格の要求事項に適合しているか”
• “組織が決めた品質マネジメントシステム要求事項に適合しているか”
効果性を監査すること。

では自社で“個別製品の実現の計画”とは何でしょうか?
個別製品の実現の計画とは、7.1項 製品実現の計画のうち、個別の製品ライン・プロジェクト・現場単位で実際に計画される計画のことです。

自社では、個別製品の実現の計画は何かを明確にし、それを伝えて下さい。

製造業であれば、個別製品の実現計画の一つとしてQC工程表、建設業であれば個別製品実現の計画の一つとして施工計画書、サービス業であれば業務フロー的なものです。プロジェクト単位で仕事をしている業種であればプロジェクト計画書などが該当します。
内部監査では、個別製品の実現計画の通りに工程が進んでいるかを監査することが一つの目的となっています。

二つめは、この規格とは、ISO9001:2008を指します。つまりISO9001:2008規格要求事項に適合しているかどうか監査することが内部監査の目的の一つになっている事です。

三つめ、“組織が決めた品質マネジメントシステム要求事項”とは、構築してきた品質マニュアル、それを元に展開されている手順書等を指します。つまり、品質文書通りに品質マネジメントシステムを運用できているかどうか監査することが内部監査の目的とな
っています

この3点の適合性を監査することが、ISO9001:2008の内部監査の一つ目の目的です。

ISO9001:2008の内部監査の目的②

b) 効果性とは、品質マネジメントシステムが効果的に実施され、維持されているかを監査することです。
適合しているかどうかだけでなく、自社で構築した品質マネジメントシステムは、継続的な改善をしていける仕組みになっているかどうかを監査することが内部監査の二つ目の目的です。

これ以降は、内部監査実施にあたっての明確にしなければならない手順について書かれています。内部監査の実施に当たって手順化しなければならない事は、

• 監査プログラムを策定すること。
• 監査プログラムを策定するに当たっては、監査対象となるプロセスはどこか明確にすること。
• 領域の状態と重要性を考慮して、都合の良いタイミングを被監査部門と調整する。
• これまでの監査結果を考慮して、不適合事項や是正事項を盛り込んだものにする。
• 監査員の選定・監査の実施において自らの仕事を監査することがないようにする。
• 次の記録を残すことが求められています。記録の要求19箇所の内15個目です。
└監査の計画
└監査の実施の記録
└結果の報告の記録

“文書化された手順”の言葉があるので、これらの手順が盛り込まれた手順書を作成することが必要です。文書化要求6つの内3つ目です。
被監査部門とは、監査を受けた側のことですが、内部監査結果の不適合の処置、是正処置を遅滞なく実施することが求められています。

監査側は、不適合の処置、是正処置が効果的だったかどうかフォローアップをすることが求められています。

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