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ISO9001認証お役立ちコラム

2020年9月28日

ISOとは?

ISO(アイエスオー)とは、国際標準化機構(International Organization for Standardization)というスイス・ジュネーヴに本部を置く非営利法人を指します。 国際標準化機構とは、様々な世界の標準(ISO規格)を定める団体であり、世界162カ国がISOという機構に加盟しています。 ISOの規格について詳しく解説していきます。

1.ISOとは?

まずは、ISOの概要について説明していきます。

①ISOの目的

ISOの主な目的は、ISO規格とも呼ばれる国際規格の策定です。

身近なものから縁遠いものまで、1947年の発足以来、22,467もの規格を策定しています。   このISOという組織が定める「ISO規格」のことを省略して「ISO」と呼ぶことがあります。 一般的に「ISOを取得する」といえば「ISOの規格の認証を得る」という意味になります。

つまり、本来ISOとは国際標準化機構という団体のことを指すのですが、一般的にはその団体が定めた「規格」のことを意味します。

②ISO規格とは?

では、ISO規格とは一体どのようなものなのでしょうか。

「国際規格」や「標準」というと少し難しく聞こえますが、簡単に言うと「モノサシ」のようなものです。

 

例えば、私達は当たり前のように1cmを1cmと認識していますが、人によって1cmという定義が曖昧であったときどうなるでしょうか。 設計図に記載したものを外注先の製造業者が上手くつくってくれなかったり、買い物をするときに製品の大きさが分からず不便だったり、様々な問題が起こることが想定できますね。

このため、1cmという単位は「標準化」がされており、現在は誰もがそのモノサシに従っています。 1cmというものを標準化することで、設計した通りに製品が出来上がったり、簡単に壊れたりしないような丈夫な製品をつくることが可能になります。

③ISOの種類っていくつあるの?

1947年の発足以来、22,467もの規格を策定しています。

ただ、すべての規格がすべて均等に認知されているかと言えば答えは「NO」で、取得企業数はバラバラです。

 

日本で多く取得されている規格ですと、下記があげられます。   ・ISO9001(品質マネジメントシステム) ・ISO14001(環境マネジメントシステム) ・ISO/IEC 27001(情報セキュリティマネジメントシステム) ・ISO45001(労働安全衛生マネジメントシステム) ・ISO22000(食品安全マネジメントシステム) ・ISO13485(医療機器品質マネジメントシステム)

 

【豆知識】27001だけ、ISO/IEC 27001となってるのはなぜ?

いくつかのISO規格でISOの後に記号がついているものがあります。 これは「ISOと他の団体が合同で規定した規格」という意味を持ちます。 ISO/IEC 27001もそのひとつで、IEC(国際電気標準会議)と合同で規定した規格なので、ISO/IEC 27001となってます。

その他にも、 ISO/TS 16949 (=IATF 16949 自動車産業品質マネジメントシステム)は、「TS」とついており、TS(=Technical Specification 技術仕様書)という開発途中の規格であるというマークもあります。

 

次に、現在の日本でのISO取得企業数です。   ・ISO9001 39,680社 ・ISO14001 20,842社 ・ISO/IEC 27001 6,977社 ・ISO45001 2,061社 ・ISO22000 1,638社 ・ISO13485 1,015社   上記以外で、日本の取得企業数が1,000社を超えるようなISO規格は今のところありません。

せっかく取得するのであれば、認知度が高い(=日本の取得企業数が1,000社を超えるような)ISO規格の取得がおすすめです。

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2.ISOの概要

ISO規格の中で、日本で取得企業数の多い2規格について、より詳しく説明します。

① ISO9001・ISO14001のメリット・デメリット

ISO9001・ISO14001を取得するメリットは取引先からの信頼を獲得しやすくなることです。

一方デメリットは、マニュアル作成の手間が増えることです。

⇒ISO9001のメリット・デメリットについてもっと知りたい方はこちら

⇒ISO14001のメリット・デメリットについてもっと知りたい方はこちら

② ISO9001・ISO14001取得にかかる費用

ISO9001・ISO14001を取得および更新する際には、審査期間に支払う費用が発生します。

⇒ISO9001の具体的な金額を知りたい方はこちら

⇒ISO14001の具体的な金額を知りたい方はこちら

③ ISO9001・ISO14001の審査

ISO9001・ISO14001を取得するためには、審査を突破しなければなりません。 審査には一次審査と二次審査があります。

⇒ISO9001の審査についての詳細はこちら

⇒ISO14001の審査についての詳細はこちら

④ ISO9001・ISO14001の取得する方法と流れ

ISO9001・ISO14001を取得するまでにマニュアル作成の実施や、内部監査を受ける必要があります。

⇒ISO9001取得までの詳しい流れはこちら

⇒ISO14001の取得までの詳しい流れはこちら

⑤ ISO9001・ISO14001の有効期限

ISO9001・ISO14001の有効期限は3年です。 規格を維持するために、維持審査と更新審査を受ける必要があります。

⇒ISO9001の有効期限について詳しくはこちら

⇒ISO14001の有効期限について詳しくはこちら

3.PDCAサイクルを回すための3つのポイント

ISO規格自体が、PDCAサイクルのフレームワークを基準として作られていることが多いです。

PDCAとは、   Plan:計画 Do:実行 Check:監視 Action:改善   のサイクルを回すことで、3つポイントがあります。

 

ポイント① PDCAそれぞれのサイクルでやることを把握すること

ポイント② 具体的事例を把握すること

ポイント③ 100%完璧にやるのではなく、重点項目を決めること

この3つのポイントについてはISO9001/ISO14001のPDCAサイクルについては、 下記記事でも詳しく書かれているので、是非ご覧ください。 ISO9001のPDCAサイクル ISO14001のPDCAサイクル

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