2020年9月8日
ISO9001の審査に向けて文書・記録・帳票類等必要な書類作成についてご紹介していきます。
ISO9001の審査で必要な書類は『文書類』・『記録類』・『帳票類』に分けられます。
それぞれの項目に分けてみていきます。
文書類
自社のマネジメントシステムのルールを文書化したものです。
① 品質(環境)マネジメントマニュアル
マネジメントシステムを運用していく際のルールを定めたものです。
② 業務手順書
社内業務の手順を定めたものです。
業界業種によって業務が違うため、企業によって手順書は異なります。
③ 品質方針(環境方針)
製品・サービスの品質を守るため、あるいは環境保全の為に会社でどんなことをしていくかを示したものです。
載せないといけない項目が一部決まっていますので、要求事項に沿って策定します。
記録類
運用がきちんと行われているかの証拠としてそれぞれ記したものがISOにおける「記録」です。
マネジメントマニュアルに載せている「記録」については審査員の方から、実際に使用している「記録」と、マネジメントマニュアルに載せている「記録」がチェックされます。
帳票類
記録類と同様、マネジメントマニュアルに載せている「帳票」が実際の審査にてチェックされる可能性が高いです。
普段使用せず、形だけ存在している「帳票」はマネジメントマニュアルに記載しないようにしましょう。
以上、ISO9001の審査に必要な書類をご説明いたしました。
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