2025年10月10日

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ISO9001の認証取得を考えたとき、「専門知識がないからコンサルタントに依頼したい」と考える企業は多いでしょう。
しかし、コンサルタントと一言で言っても、その目的や提供するサービス内容はさまざまです。
「高い費用を払ったのに、結局形だけのISOになってしまった…」「アドバイスだけで、結局自分たちの工数が減らなかった」といった失敗を避けるためには、コンサルタントの種類と、自社に合う選び方を知ることが必須です。
この記事では、ISO9001コンサルタントとは何かという基本から、「アドバイス型」「伴走型」「代行型」の3つのタイプを徹底解説します。失敗しない選び方と成功事例を知り、自社の目的に合った最適なコンサルタントを見つけましょう。
1.ISO9001のコンサルタントとは

ISOコンサルとは、ISO9001の専門知識を持って、組織に対しマネジメントシステムの構築や運用支援をしている人のことです。
個人事業主として活動している人もいれば、コンサルティング会社に属して活動している人もいます。
2.ISO9001コンサルの目的
ISO9001のコンサルの目的は、ISO審査を1つのゴールとして審査通過まで導き出すことにあります。
そのために組織に必要なアドバイス、あるいは書式などの材料、または実際の運用のお手伝いを行うことが、審査通過までの手段となります。
依頼しているコンサルの目的が組織の望む目的と違う場合や、コンサルの目的が見えない場合には、コンサルの選定をし直すことを考えた方がいいかもしれません。
3.ISO9001コンサルに必要な資格ってあるの?
ISO9001のコンサルタントになるのに必要な資格はありません。
前職がISO事務局の1メンバーだったという人がコンサルタントとして転職している人も少なくないほど、実は入り口の広い業界です。
ただし、ISO9001の専門家として活動する以上はISO9001の規格知識が必要です。
さらに多少なりとも各業種特有の知識、審査の経験があることで、コンサルタントしての活動を広げるポイントになっていきます。
4.ISO9001のコンサルタントになる人ってどんな人?
コンサルタントとして活躍している人の中には、過去に管理責任者をやっていたISO9001担当のOBの人、ISO審査員をやっている人、コンサル会社で1から学んできた人などがいます。
自分が持っている知識や過去の経験を踏まえてISO9001のコンサルとして活動している人が全国に多くいます。
認証パートナーには、様々な規格に対応した経験豊富なコンサルタントが多数在籍しております。
ぜひ一度、認証パートナーのスタッフ紹介ページをご覧ください。
コンサルタントにも得意分野、専門分野があります。また、審査員補の資格を持ち合わせたコンサルタントもおります。
5.ISO9001のコンサルタントって儲かるの?
ISO業界のコンサル費用は高いイメージが強いかもしれませんが、実際には思ったほど儲けているところは少ないのではないでしょうか。
少し前のISO取得ブームの頃は破格の金額というイメージが強いほど、「言い値」が多かったため儲かるイメージは今よりも強くありました。
しかし現在はISO取得ブームが終わったこと、現在では安価なコンサル会社も増えてきたこともあり、昔ほど儲けているコンサルタントは少数となっています。
6.どんなコンサルを選べばいいの?
コンサルタントは大きく分けて3つのタイプがあります。
①アドバイス型
②伴走型
③代行型
⑴アドバイス型
アドバイス型は、その名の通り、アドバイスや方向性の提示のみを行うタイプです。
いわゆる「顧問」のようなイメージで、ISO9001の規格解釈や審査対応のポイントなどを提供します。
【注意点】
アドバイスを受けた後の具体的な文書作成や規定の整備といった実務作業は、すべて自社で行う必要があります。
社内にISOの専任担当者や経験者がいる企業向けと言えます。
⑵伴走型
伴走型は、取得企業の方針に従って、コンサルタントが社員の一員として運用をサポートするタイプです。アドバイスだけでなく、実際に工数がかかる文書・記録作成などの作業も一緒にお手伝いします。
【伴走型のメリット】
コンサルタントが実務に深く関わるため、担当者の負担を大幅に軽減できます。また、作業を通じてノウハウが自社に蓄積されやすいため、将来的な自立した運用を目指す企業に最適です。
→当社のサービスはこの「伴走型」です。アドバイスに留まらず、コンサルタントが具体的な作業までお手伝いし、スムーズな認証取得と持続的な運用をサポートします。
認証パートナーのサービス内容の特徴について、こちらのページに詳しく記載しております。よろしければご覧ください。
[認証パートナーが選ばれる理由]
⑶代行型
代行型は、コンサルタントに規程や記録作成など、ISO認証に必要な全ての作業を丸投げするイメージです。個人コンサルタントに多いパターンです。
【代行型の落とし穴】
文書・記録はコンサルタント任せで揃うものの、審査直前にまとめて文書類を渡されるケースが多く見られます。
その結果、「何をどうして良いのかわからない」状態で審査当日を迎えたり、認証取得後の運用で困ってしまうケースが少なくありません。自社にとって使いやすい仕組みにならず、形だけのISOになってしまうリスクが高いと言えます。
7.【成功事例】ISO9001のコンサルティングを活用した企業様の例
この章では、認証パートナーのISO9001コンサルティングをご利用いただいた企業様の事例をご紹介します。
⑴大日本精密有限会社様:製造業
■ISO9001取得のきっかけ
取得を検討した大きな理由は、他社との差別化を図るため、お客様からのニーズがあったこと。
信頼性を高める手段として、認証取得は欠かせないと感じていた。
■コンサル会社(認証パートナー)を利用したきっかけ
以前は別のコンサル会社を利用していたが、アドバイスはしてくれるものの、実際のサポートが乏しく、社内での対応に大きな負担がかかっていた。
より実践的に支援してくれるコンサル会社を探す中で、スリーエーコンサルティングに出会った。
■コンサル会社(認証パートナー)に依頼した効果
マニュアルの作成・改訂、MR(マネジメントレビュー)、内部監査まで一通り対応してもらえた。
社内の工数が大幅に削減できた。
大日本精密有限会社様のお声はこちらから
https://ninsho-partner.com/iso9001/voice/q_e_0418/
⑵株式会社崎山組様:建設業
■ISO9001取得のきっかけ
自社でISOの取得を考えた際、どうしても「ISOを取得すること自体」が目的になってしまい、
「作業」になっていた。
■コンサル会社(認証パートナー)を利用したきっかけ
色々と調べた結果、専門的な知識を持つコンサル会社にサポートしてもらう方が効率的であると判断し、依頼することにした。
■コンサル会社(認証パートナー)に依頼した効果
ISOを取得するためにやらなければいけないというイメージがあるが、ISOを取得するために当社に合わせたものを提案してくれることが決め手になった。
〇〇ではないですか?ということを聞いてくれたり、自分たちでも気づかないことを気づかせてくださる点で、とても助かっている。
株式会社崎山組様のお声はこちらから
https://ninsho-partner.com/iso9001/voice/9001_14001_0416/
⑶株式会社モリトー様:商社・メーカー
■ISO9001取得のきっかけ
取引先に対して一定の品質基準を満たしていることを証明するために、ISO取得を検討していた。
■コンサル会社(認証パートナー)を利用したきっかけ
大手と取引をする際にISO9001、ISO14001が求められるようになってきた時代で、自社で取得を考えた際に、どこから手をつけたらよいかを悩んでいた。
■コンサル会社(認証パートナー)に依頼した効果
難しい、という印象が強いISOを、特に意識せずとも自然と守れる仕組みができていることは、非常に助かっている。
審査が社内を見直す良い機会になっており、理想的なPDCAサイクルを回すことができている。
認証パートナーがいなければ、「仕組みができたからいいか」と、途中でISOをやめていたかもしれない。
株式会社モリトー様のお声はこちらから
https://ninsho-partner.com/iso9001/voice/iso9001_iso14001_231019_m/
まとめ
ISO9001のコンサルとは、規格知識のある専門家であり、組織が審査を通過することを目的としています。
コンサルになるための必要な資格はなく、誰でもコンサルになれますが、規格以外の業界知識や審査経験などがあることで活動の幅が広がっていく深い業界です。
コンサルタントにも3つのタイプがあり、自分たちに合ったタイプはどれか、サービス内容と費用対効果を確認してよく検討するようにしてください。
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