2019年6月15日
ISO14001をこれから取得しようとしているお客様と、どのような構築をしていくか相談している中で、ふと「マニュアルを作りますか?」というお話をして驚かれました。「ISO14001ではマニュアルは必要ないの?」と。
結論から申しますと、マニュアルの作成は必須の要求事項ではありません。
ISO9001の規格要求事項
先に、関連情報としてISO9001の規格要求事項を覗いてみましょう。
ISO9001規格要求事項4.2.2には、品質マニュアルという項番があります。
「組織は、次の事項を含む品質マニュアルを作成し、維持しなければならない。(以後、a)~c)の要求事項あり)」
ISO9001では、規格要求事項として「品質マニュアル」の作成を求められているんですね。
ISO14001の規格要求事項
一方、ISO14001の規格要求事項ではどうでしょうか?
はい、「環境マニュアル」を作りなさいという要求事項はないんですね。
いくつか手順を求められているところはありますが、たとえば使用する記録様式の欄外に手順を記載してしまえば、マニュアルとして文書化する必要性はないんですね。
ただし、ISO14001規格要求事項4.4.4の文書類で定められている
b) 環境マネジメントシステムの適用範囲の記述
c) 環境マネジメントシステムの主要な要素、それらの相互作用の記述、並びに関係する文書の参照
といった部分をいかに補うかは検討が必要です。
多くの企業が「環境マニュアル」を作成する理由
では、どうして大抵の企業様が「環境マニュアル」なる文書を作成しているのでしょうか?
一つの大きな理由としては、コンサルタントが作りなさいと言ったから(笑)。
もう一つの大きな理由としては、やらなければいけないことを関連する部署、要員に伝えるため、もしくはそれを後世に残していくため。
貴社の場合はどのような構築をしていくのが適切でしょうか?
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