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ISO14001を取得する方法と流れ

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2022年9月14日

ISO14001を取得する方法と流れ

SO14001取得の方法や全体の流れは把握していますか?
マニュアルの作成・審査・運用管理など、ISO14001の取得方法や全体の流れをしっかり把握しておくとスムーズな取得につながります。
本記事では、ISO14001取得の全体の流れやメリット・デメリット、取得までにかかる期間などを詳しく解説します。

1.ISO14001取得までにかかる時間

顧客や取引先からの要求、ISO14001を取得していないと入札に参加できない、企業価値の向上など、ISO14001を取得する理由はさまざまです。
ISO14001取得までにかかる時間は、キックオフから取得完了までは早ければ6か月、時間がかかる場合は1年ほどでしょう。

2.ISO14001取得までの流れ

ISO14001取得までの流れ

キックオフから取得完了までの流れは以下のようになります。

①計画を立てる

②環境マネジメントシステム(略称EMS)の構築

③ISO14001を運用

④審査機関の審査を受ける
1.一次審査
2.二次審査
3.審査会

⑤取得完了

認証パートナーではキックオフから取得完了まで、ISO14001の新規取得をトータルでサポートしています。
認証パートナーのコンサルサービスメニューはこちら

3.ISO14001取得のメリット・デメリット

ISO14001取得のメリットとデメリットを見ていきましょう。

なお、メリット・デメリットについては、こちらの記事でより詳しく書いております。

メリット

①他社から信頼を得やすくなる
ISO14001を取得すると、ロゴマークを名刺やホームページに掲載することができるので、 それによって取引先や顧客から信頼を得やすくなります。

②組織のシステムを確立しやすくなる
ISO14001取得にあたって、ルールや手順を明確にして文書化しなければいけません。
ルールや手順を明確にすることによって品質を一定に保ちやすくなります。

③責任と権限が明確になる
業務の責任と権限を明確にすることで、問題が発生しても解決しやすくします。

デメリット

①審査費用が発生する
ISO14001を取得するには審査費用がかかります。
さらに、維持・更新のために毎年審査を受ける必要があり、そのたびに審査費用がかかるので、継続的に予算を確保しておかなければなりません。

費用については、こちらの記事で詳しく説明しております。

②マニュアルや書類を作成する手間が増える
通常業務とは別に、ISO14001取得のための作業が発生します。

③保管する記録が増える
ISO14001を取得して維持する限りは、作った書類をきちんと保管しておかなければなりません。

4.ISO14001取得のためにやること

①計画をたてる

1.管理責任者と推進メンバーを決める

まず中心となる責任者を決めましょう。
「管理責任者」や「ISO担当者」などと呼ばれる役割です。
責任者1人で全てを進めるのは大変なので、責任者の元で実際にやることを実施する推進メンバーも選んでおくといいでしょう。

2.いつまでに取得するか・認証範囲を決める

「〇月までに取得完了させる」といったふうに、ゴールを決めておきましょう。
目安でもいいので日付を決めたほうがいいです。
(具体的な日付を設定せずダラダラと先延ばしになって、いつまでも進まないというケースが多々あります。)

そして、認証範囲を決めましょう。
ISOは認証範囲を自分達で設定することができます。
会社全体ではなく、「〇〇事業所だけで取得」「〇〇部門で取得」といったふうに、事業や拠点、部門などで区切って取得できるので、適切な認証範囲を設定しましょう。

認証範囲についてはこちらをご覧ください。
用語集:適用範囲

3.コンサル会社の支援を受けるか決める

コンサル会社のサポートを受けると、専門家からノウハウを教えてもらうことができ、取得までの道案内・スケジュール管理もしてもらえます。
「自社内のリソースだけで足りない」 「早く取得したい」 「手間なく取得したい」 「どうせやるならうまく運用できるようにしたい」 といった場合は、コンサルティング会社の支援を受けるのがおすすめです。
認証パートナーのコンサルサービスメニューはこちら

4.審査機関を選定する

特にお客様や業界団体などから指定がない限りは特定の審査機関ではなく、 いくつかの審査機関から選ぶことになります。
審査機関によって審査費用が異なります。
審査のやり方・傾向も多少異なるでしょう。

審査機関を選ぶ際には、費用、審査日程の融通、やり取りのレスポンスの早さ、 外部コンサルタントの現地参加などで判断すると良いでしょう。

②環境マネジメントシステム(EMS)の構築

必要となる文書類や帳票類を作成しましょう。

規格要求事項に基づいたルール作りを実施し、マニュアルなどへの文書化、 また、環境側面などの環境マネジメントシステムの運用に必要な帳票類の準備が、 ここの構築にあたります。

③ISO14001を運用

(2)で構築した環境マネジメントシステムを実際に運用しましょう。

環境側面の洗い出し、評価、著しい環境側面の決定、環境目標の設定と 達成計画の策定・実施、内部監査、マネジメントレビューなどが運用にあたります。
要求事項などで必要な場合には運用の結果を作成した帳票などを使い、 記録を残すようにしましょう。

④審査

1.一次審査

一次審査は、いわゆる文書審査となります。

環境マネジメントシステムの構築状況を外部の審査機関から来た審査員が規格要求事項に基づきチェックします。
したがって、一次審査までに、構築の時に作成した文書や帳票類を見てもらえるように準備しておきましょう。

同時に運用状況がどの程度かを聞かれる可能性があります。

2.二次審査

二次審査は、実際の運用状況の審査となります。

一次審査でチェックされた内容をもとに実際の運用状況を確認されます。
運用状況を見せるときに重要になるのが帳票を使って作った記録となるため、見せられるように準備しておくと良いです。

また、記録以外では実際に仕事をしている現場にいってその目で運用状況を確認されます。
各部署の人には事前に伝えてスケジュール調整をしてもらいましょう。

3.審査会

二次審査も終わり、審査で出た不適合も解決ということになると、
審査機関から審査会というものに出して、審査した組織が認証に値するか どうかを判断し、無事通過すれば晴れて認証となります。

一次審査二次審査でチェックをされた結果のため、ここで取得できないとなることは、 ほとんどありません。

⑤取得完了

審査会を通過すると晴れて認証取得となり、手元に認定証が到着します。

認定証を社内に掲示したり、名刺やホームページにISO14001のマークを入れられるようになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ISO14001を取得する流れややるべきことは分かりましたでしょうか。

ISO14001の取得では決めないといけないこと、やらないといけないことがたくさんあります。
会社のISO担当者の方だけではなかなかスムーズに進めるのが難しいものです。
特に、通常業務とISO取得プロジェクトを兼務で進めようと思うと大きな負担がかかります。
専門家であるコンサルタントは、ISO取得についてノウハウや事例をたくさん持っているので、困ったときは一度相談してみるのもいいでしょう。

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