2024年6月14日
ISO9001を取得する方法と流れ
ISO9001を取得するためには、まず社内で品質マネジメントシステムを確立し、全てのプロセスや手順を詳細に文書化する必要があります。
その後、定められた基準に適合しているかを確認するための審査を受け、審査に通過するとISO9001を取得できます。
2022年8月19日
ISO9001審査員の仕事とは、ISO9001の新規取得や既に資格を保有している企業に向けて審査を行い、マネジメントシステムが適切に運用されているかチェックする仕事です。
ISO9001審査員になるためには資格が必要になります。
ISO9001を新規取得もしくはISO9001の資格を保有している企業に向けて審査を行い、マネジメントシステムが適切に運用されているかチェックする仕事です。
ISO9001の規格要求を理解し、適切な活動ができているのかを判断できるスキルとその業界の知識や経験が必要となる仕事です。
審査員になるには以下の条件を満たしている必要があります。
さらに、
ISO9001の資格取得から審査員になるまでは以下のステップが必要となります。
(1)審査員研修の申込
(2)受講
(3)審査員補として登録
(4)審査機関へ審査員登録
(5)審査員補として審査
(6)審査員として審査
ひとつずつ補足させていただきます。
まずは、審査員になるための研修をうける必要があります。
「ISO9001 審査員研修」と調べると様々な企業が研修を実施しているので、申し込みをしましょう!
審査員研修の受講をしましょう。
研修の期間としては、一般的には5日間ほど必要となります。
スケジュールには余裕をもっておきましょう。
審査員研修の受講が完了すると、審査員補として登録が可能となります。
審査員登録機関に審査員補として登録されます。
登録には3年間の有効期限があります。有効期限を更新するためには、審査員補や主任審査員などの立場によって決められた、能力向上のための学習時間を提出するなど条件が決められています。
審査員資格を付与する機関であるJRCA(マネジメントシステム審査員 評価登録センター)で登録された後に、ISO9001の審査を行っている審査機関へ審査員の登録をします。
多くの場合、個人事業主など正社員ではない契約形態で契約を結ぶケースが多いですが、正社員として、契約を結ばれている方もいます。
審査機関に登録すると、スケジュール調整され、審査の予定が決まってきます。
まずは審査員補の立場で、主任審査員のサポート役として審査に臨みます。
審査員補として一定期間経験を積むと審査員として活動することができるようになります。
審査員として活動できるようになれば、主任審査員を目指す方がたくさんいます。
同じ審査員でも主任審査員は審査結果などを決めるリーダーの役割になります。
後述しますが、主任審査員になると報酬も変わってきます。
年間でどのくらい審査の数を請け負ってきたのかなどにもよりますが、上記が目安です。
審査機関ごとに報酬も様々です。
多くの場合1回の審査の費用が決まっているので、どのくらい審査を行ったかで年収は大きく変わるかと思います。
審査員で1日2~4万、主任審査員で3万~5万程度の報酬とし、月20日審査を行った場合上記の年収が想定されます。
ISO9001の審査員の仕事としては、
簡単に言えば、ISO9001の規格要求事項を理解し、お客様の活動されているマネジメントシステムが適合しているかをチェックすることですが、お客様に第三者としての改善の機会を提供することも重要になります。
もちろんコンサルタントではないので、コンサルティング行為は行うことはできませんが、
審査対象のお客様(企業)のマネジメントシステムをチェックした中で、どのような審査結果を提示するのか、価値の提供ができるのかが問われます。
その審査結果に対して、お客様がどのような改善を行うことができるのか、その改善によってお客様(企業)にどのようなメリットをもたらすことができるのかを考えていく必要があります。
ISO9001の審査員の仕事からどうやったらISO9001の審査員になれるのかまでを説明してきました。
前提条件として、実務経験などの制約もありますが、早期退職され審査員を目指される方も多いようです。
審査をする立場ということで、何年か前までは横暴な態度や物言いで審査をする審査員もいたようですが、現在では企業と審査員は対等な立場で審査を進めていくことが多いです。
審査員は、あくまでお客様から費用を頂いている立場なので、自分の経験を活かした価値をお客様に提供していただければと思います。
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