2024年6月12日
ISO9001「6.3 変更の計画」の正しい流れとは?
ISO9001における「6.3 変更の計画」とは、組織が品質マネジメントシステム(QMS)に変更を加える際の指針です。組織がマネジメントシステム変更を実施する際に考慮すべき要素や手順について規定しています。組織が変化に適応し、持続的な改善を実現するために変更の計画のポイントを理解しましょう。
2019年6月10日
ISO9001の中で、作業環境という言葉が出てきます。
作業環境とはいったいどういったことでしょうか?
ISO9001の規格要求では、「組織は,製品要求事項への適合を達成するために必要な作業環境を明確にし,運営管理しなければならない。」とされています。
作業環境は、条件の集まりとのことで、例えば、温度、湿度、空気清浄度、照度、風速、落下細菌数、光などを含めた条件の集まりが作業環境ということになります。
製品要求事項を満たすために、効果的に作業が行われるための作業条件(主に人的要因)、製品要求事項を保持するために必要な環境条件(主に物理的要因)を洗い出し、管理しなければなりません。
一般的には、組織の製品要求事項への適合を達成するために必要な作業環境の観点からとりあげるということで考えられています。
・創造的な作業の方法と機会
・安全規則及び安全の手引き(保護具の使用を含め)
・人間工学
・職場の位置
・社会的相互作用
・組織の人々のための施設
・熱、湿気、光、気流
・衛生、清浄、騒音、振動および汚染
「適合を達成するための必要な作業環境」というと、ISO9001では仕事においてヒトやモノがちゃんと動くように整備しなければなりません。
例えば健康第一というのも作業環境の1つです。他にも、暗いところでの作業は照明が必要となりますし、衛生上必要な場合は無菌室の設備があるというのも作業環境の1つです。
また、こうした物理的なものだけでなく最近ではうつ病などの精神疾患も注視されているためメンタルヘルス対策も作業環境の1つとして定義するISO9001の企業も出ています。
ISO9001で定める「作業環境」がどこまで必要かは、仕事をする上で必要となる身近な環境から当てはめていきましょう。
ISO9001の作業環境の管理としては、誰が、どこを、どのように管理するのかはっきりと定め実施しておく方が良いでしょう。
今聞きたいこと、今すぐ回答!
最短即日・全国対応いたします!
お問合せは
こちらから
全国どこでもオンラインで対応!
気軽にご相談ください!
相談予約は
こちらから
8,000社以上の支援実績に裏付けされた、
弊社サービスの概要を紹介しております。
資料の内容
認証パートナーの専門コンサルタントが御社の一員となって事務局業務を行います。
お客様の作業は審査機関との窓口役だけ。それ以外はすべてお任せください。
個人情報保護マネジメントシステム
高い保護レベルの個人情報保護マネジメントシステムを確立し、運用していることを示します。
認証パートナーなら、個人情報漏えい防止の観点も踏まえたサポートを実現します。
品質マネジメントシステム
品質マネジメントシステムは一貫した製品・サービスを提供し、顧客満足を向上させるための規格です。
認証パートナーなら、負担が増える形だけのISOではなく、より現場の実態に沿ったISOを実現します。
情報セキュリティマネジメントシステム
情報セキュリティマネジメントシステムは企業・組織の情報を守る規格です(ISMSとISO27001は同義)。
認証パートナーなら、情報セキュリティリスクへの対応計画、緊急時の対応計画踏まえPDCAサイクル回せるような仕組み作りを実現します。
環境マネジメントシステム
環境マネジメントシステムは環境を保護し、変化する環境状態に対応するための組織の枠組みを示します。
認証パートナーなら、課題になりがちな環境法令の対応についても一緒にサポート致します。
ISO27017やISO22000など各種規格もお得に 新規取得や運用・更新ができます。ご気軽にお見積りください。
ISOやプライバシーマークを同時に認証取得すると費用や工数を抑えることができます。安心してご相談ください