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ISO9001認証機関の選び方|認定機関との違い・失敗しない3つの基準

2026年3月17日

ISO9001認証機関の選び方|認定機関との違い・失敗しない3つの基準

ISO9001・ISO14001の認証機関とは、ISO認証・維持・更新の審査を行う第三者機関です。審査機関とも呼ばれます。認証機関は日本国内に50以上存在するため、どの機関を選べばよいのか迷われる方も多いですが、審査費用・審査内容・対応スピードを考えて選ぶとよいでしょう。

ISO9001の取得を目指す際、多くの担当者が最初に直面する悩みが「どこの認証機関(審査機関)に依頼すればよいのか」という問題です。

国内には約50社もの認証機関が存在し、それぞれ費用や審査の傾向、得意分野が異なります。

「どこを選んでも同じだろう」と安易に決めてしまうと、想定外のコストがかかったり、自社の実態に合わない厳しい審査を受けるリスクがあります。

結論からお伝えすると、認証機関選びで失敗しないためには、「費用」「審査の柔軟性」「対応スピード」の3点を軸に、自社に最適な認証機関(審査機関)を見極めることが重要です

この記事では、認証機関と認定機関の仕組みといった基礎知識から、選定に失敗しないための注意点までを詳しく解説します。これからISO取得を検討している方はもちろん、現在の審査機関に疑問をお持ちの方も、ぜひ参考にしてください。

1.ISOの認証機関(審査機関)とは組織がISOの基準を満たしているかを確認する機関

ISOの認証機関とは、企業や組織がISO規格(品質マネジメントシステムなど)に沿って適切に運営されているかを審査する機関のことです。

審査機関とも呼ばれ、企業や組織が構築した品質マネジメントシステムや環境マネジメントシステムがISO9001やISO14001の要求事項に適合しているかを審査する第三者機関です。

つまり、ISOを取得するためにはこの認証機関による審査に合格しなければなりません。

国内で約50社の認証機関が存在しており、審査費用、審査傾向(得意分野)などがそれぞれ異なります。

そのため自社の実態にあった認証機関を選定する必要があります。

2.認証機関(審査機関)を審査する認定機関との関係性

認証機関と似たような言葉で認定機関が存在します。

ISO制度の信頼性は、審査を行う「認証機関」と、それを監督する「認定機関」による二重のチェック体制によって支えられています。

直接契約するのは「認証機関」ですが、その認証機関が勝手な判断をしないよう、さらに上位の立場で厳格に管理・監督しているのが「認定機関」です。

⑴認定機関の役割とは

ISOの認定機関とは、ISO規格に基づいた審査を行う認証機関に対して、その審査能力を認定する機関です。

簡単に言うと、「この認証機関はISOの基準に沿った公平的な審査を行っている機関である」ということを判断するという役割があります。

もし、認定機関によるチェックが甘く、基準を満たしていない認証機関が審査を行った場合、以下のような問題が発生するリスクがあります。

  • ある企業が『ISO認証を取得しているから安心だ』と判断して取引を開始したのに、納期遅れや不良品が頻発し、全く管理体制が整っていなかったという事態が発生。
  • 審査員のスキルが不足しており、規格の意図を無視した「書類のための書類作り」を強要される。その結果、認証を維持するためだけに現場が疲弊し、肝心の業務効率が下がってしまう。
  • 日本の審査機関での審査レベルが国際基準より低いとみなされ、海外企業との取引条件として提出したISO認証書が「信頼性が低い」として受理されない、あるいは再審査を要求される事態になる。

このように認定機関は認証機関が「ISOの審査が不正・不備なく、中立的な立場で行われる」ということを証明するための役割を果たします。

実際に企業を訪問する審査員が十分な能力を持っているかどうかも、認定機関による定期的な評価・監視の対象となっています。

⑵認定機関で認証機関を選ぶ必要はない

認定機関は、日本の「JAB」だけでなく、イギリスの「UKAS」やアメリカの「ANAB」など、世界各国に存在します。 これからISOを取得する企業の中には、「日本企業なのだから、日本の認定機関(JAB)のマークが入った認証機関を選ばなければならないのでは?」と考える担当者もいますが、必ずしも自国の認定機関にこだわる必要はありません。

その理由は、「国際的な相互承認(IAF MLA)」という仕組みがあるからです。 この協定により、加盟している国の認定機関であれば、どの国の機関から認定を受けていても「その効力や信頼性は同じ」とみなされます。

  • 日本のJAB認定の登録証
  • イギリスのUKAS認定の登録証
  • アメリカのANAB認定の登録証

これらはすべて、国際的なビジネスの場において同等の価値を持ちます。

つまり、企業は「どこの国の認定機関か」を気にして選定する必要はないということです。 

「JABかUKASか」というマークの種類で悩むよりも、実際に審査に来てくれる審査機関の「費用」「審査員の質」「自社業種への専門性」といった、実質的なサービス内容を重視して選ぶ方が効率的です。

3.ISO9001・ISO14001どちらも審査機関を選ぶ基準は同じ

ISO9001・ISO14001はどちらも国際規格ですが、ISO9001は品質マネジメントシステム、ISO14001は環境マネジメントシステムと異なる規格です。

規格が異なる場合、それぞれ別の認証機関で審査を受ける必要があると思われるかもしれませんが、認証機関のほとんどはISO9001とISO14001両方の審査が可能です。

選ぶ基準についても、規格が異なるからと変わるわけではなく、同じ基準で選ぶことができます。

なお、ISO9001・ISO14001を同時に取得することも可能で、同時に取得した方がそれぞれ個別に取得するよりも楽になるケースが多いです。

4.ISOの認証機関(審査機関)の選定ポイント3点




認証機関を選ぶ際のポイントは、以下の3点です。

⑴審査費用

審査費用は、企業規模(従業員数、拠点数など)や認証取得規格によって大きく変動します。

認証機関によって費用は異なり、均一価格でないため、顧客などから認証機関の指定がない場合、相見積もりを取り、費用対効果を考慮し比較検討しましょう。

平均すると、30名規模の組織のISO9001審査費用は46万円、同じく30名規模の組織のISO14001審査費用は66万円となっています。

ISO9001の詳しい審査費用などについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

⑵審査内容(柔軟性)

審査を行う基準は同じでも、その解釈や審査の進め方は認証機関によって多少異なります。

最低限の仕組みが構築できているかを最優先とする機関もあれば、認証後にISOの運用を通して改善の機会を多く与えようとする機関もあり、認証するまでの柔軟さが異なるケースもあります。

短期での認証取得を最優先とする場合、審査基準への適合性を重視し、迅速な審査・認証を行う機関を選ぶことがおすすめです。一方、業務改善を積極的に行い、組織全体のレベルアップを図りたい場合は、コンサルティング要素が強く、改善提案を積極的に行う機関を選ぶと良いでしょう。

顧客要求や認証までのスケジュールなどにより、認証を優先するか、すぐの改善を優先するかの判断をしましょう。

そうは言っても50を超える審査機関全ての審査傾向を把握するのは難しいので、

悩んだときは認証パートナーにご相談ください。

⑶対応スピード

ISOの認証に関しては認証番号の発行や認定証の発行などの手続きが必要になりますが、これらの手続きにかかる期間は認証機関によって異なります。

例えば、海外に拠点のある認証機関でしたら、認定証の到着が物理的に遅れる可能性があります。また、所属するスタッフの数により問い合わせをしても対応が遅く必要な時期までに間に合わなかったという例もあります。

認証機関を選ぶ際は「対応がスムーズか」「レスポンスが早いか」も選定の基準に入れておくと良いでしょう。

5.なぜ認証機関(審査機関)によって価格の違いがあるのか

ISOの審査費用において、A社とB社で数十万円もの差が出ることは珍しくありません。

その根本的な理由は、「認証機関によって利益の取り方や、審査員に支払う人件費に差があるから」です。

審査業務は、「審査」という形のないサービスを売るビジネスでもあります。

最終的には「その機関がいくらで売りたいか」という価格設定が認められています。

そのため具体的な費用を知るためには、複数の認証機関から相見積もりを取りましょう。

6.認証機関ごとに違う審査方針

認証機関ごとに審査方針や規格要求の解釈に違いがある場合があります。規格にはそこまで具体的に書かれていないにもかかわらず、認証機関の要求として細かく求められることがあります。審査方針や審査内容を必ず確認しておきましょう。

他にも外部の人間は参加不可、オブザーバーならOK、参加OKとバラバラな部分もあるので、認証機関は良く選びましょう。

7.認証機関、失敗事例紹介

ここまでで認証機関の選定基準やポイントについて記載しましたが、「もしも選定に失敗してしまったら」という事例を見ていきましょう。

⑴必要な期日までに認証されなかった

顧客の要求により事前に期限が決まっており、現地審査2か月後目途で認証が必要でした。

ほとんどの場合、現地審査1か月〜1か月半目途で認証書が企業に届きます。

ただ、認証機関の拠点が海外にあり、認証書が物理的に届かず、顧客要求を満たすことができなかったため受注できたはずの案件を受注できませんでした。

⑵顧客要求の認定シンボルではなかった

認定シンボルとは認証機関ごとに持っているロゴマークのことです。顧客要求によってこのシンボルが指定されているケースもあります。

特に指定がない場合は、どの認証機関、認定機関でも良いと思われます。

しかし、もし顧客から日本の認証機関(審査機関)でなければならない、認証シンボルは日本の認定機関でなければならないという指定のある場合は認定証提出時に揉める可能性もありますのでご注意ください。

⑶認証までの期間が想定よりもかかってしまった

審査員や認証機関ごとに審査通過までの柔軟さが異なるため、想定していたよりも認証までの期間がかかってしまうという事例があります。

認証取得までに1段階審査、2段階審査と2回の審査がありますが、1段階審査で形はできているが運用できていないと判断され、2段階審査の延期を提案された事例もあります。

8.認証機関は途中で変更可能なのか

申し出れば、認証機関の変更は可能です。「認証機関(審査機関)移転」と言います。

移転の際、必要な書類は認証機関ごとに異なりますので、移転を検討したら確認しましょう。

また、移転の手続きが完了するとそこで新たな認定機関から受け入れ可能かという審査が行われます。

時期によってはISOの定期審査と移転審査が度々来てしまう可能性もありますので、移転時期はISO定期審査の時期にされると良いでしょう。

9.まとめ

ISO9001の認証機関(審査機関)選びは、単に「認証を取得するため」だけでなく、その後の運用負担やコスト、会社の信頼性にも関わる重要なプロセスです。

最後に、認証機関を選ぶ際の重要ポイントを振り返ります。

  • 費用だけで決めない:安さだけでなく、審査の質や柔軟性、対応スピードを総合的に判断する。
  • 認定機関(JAB/UKAS等)にこだわりすぎない:国際的な相互承認があるため、基本的にはどの国の認定機関でも効力は同じ。
  • 相見積もりを取る:審査費用は機関によって大きく異なるため、複数社に相見積もりを取り比較する。
  • 相性を重視する:自社の業種への理解度や、審査員のスタンスを確認する。

もし選定後に「方針が合わない」「対応が遅い」と感じた場合は、認証機関の変更(移転)も可能です。

まずは複数の機関から話を聞き、自社の目的やスケジュールに最も適した認証機関を見極めてください。

自社だけで判断が難しい場合は、専門家である「認証パートナー」に相談することで、失敗のリスクを最小限に抑えることができます。

 

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