2019年7月2日
プライバシーマークを取得している企業・していない企業ともにホームページには、
自社内の雰囲気や先輩社員を紹介ということで、従業員さんの写真を掲載されている企業は多いと思います。
プライバシーマークの制度では、誰かが判別できる範囲での写真や画像は個人情報として認識されています。
(後ろ姿など、判別が不可な場合は個人情報ではないという捉え方。)
プライバシーマークを取得している企業は、ホームページに従業員の写真を掲載する際は、本人の“同意”が必要になります。具体的に言うと、入社時に『同意書』を記入してもらう企業が多いと思います。
その『同意書』の中に、「ホームページに掲載する目的でも、あなたの個人情報を預かります」という文言(若しくはそれに近い文言)があるはずです。
そして、退職した場合はこの『同意書』の効力が失われるような形で作られているので、
当然、退職後の従業員の個人情報をどうしても使用したい場合は、退職後新たに同意を得る必要があります。
退職後の従業員の個人情報を使用したいという企業はあまりいないと思いますが、
そういった場合はホームページから削除する必要があるという訳です。
プライバシーマークを取得している企業の皆さまは、ホームページに退職された方の画像が掲載されていないかを改めて確認することをお勧めいたします。
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