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これでもう迷わない!マルウェアとウイルスの違いをわかりやすく解説

2025年7月8日

これでもう迷わない!マルウェアとウイルスの違いをわかりやすく解説

「マルウェアとウイルスの違いがよくわからない…」

日々のニュースや職場のセキュリティ研修などで耳にすることが増えたこの2つの言葉ですが、実は意味がしっかりと区別されています。

結論からお伝えすると、マルウェアは「悪意あるソフトウェア」全体を指す広い言葉で、ウイルスはその中の一種です。つまり、ウイルスはマルウェアに含まれる存在なのです。

この記事では、マルウェアとウイルスの違いを呼び方、範囲、感染の仕組みといった切り口でわかりやすく解説します。

この記事を読むことで、マルウェアとウイルスの違いがはっきりとわかるようになります。

 

1.マルウェアとは「悪意のあるソフトウェア」の総称

マルウェアとは、悪意のある目的で作られたソフトウェアの総称です。

ユーザーの知らないうちにパソコンやスマートフォンに入り込み、情報を盗んだり、システムを壊したりするなど、さまざまな被害をもたらします。

マルウェアには、ウイルス、ワーム、スパイウェア、トロイの木馬など、いくつかの種類があります。

たとえばウイルスは、他のファイルに寄生して増える特徴があり、ワームは自分で広がる性質を持ちます。ランサムウェアもこのマルウェアの一種に分類されます。

つまり、マルウェアとは多様な手口で人や組織に被害を与える存在なのです。

 

2.ウイルスとは「マルウェアに含まれる一種のプログラム」

ウイルスとは、マルウェアの中でも他のファイルやプログラムに寄生し、自己増殖する性質を持つ悪意あるプログラムのことです。

単体では動かず、他のファイルにくっついて拡散します。このウイルスは、ユーザーが気づかないうちに実行され、感染先のシステムに害を及ぼすのです。

たとえば、重要なファイルを破壊したり、動作を不安定にしたりするなど、パソコンやネットワーク全体に悪影響を与えることがあります。

さらに、感染したファイルがメールなどを通じて他人に送られることで、被害が広がる可能性もあります。

このように、ウイルスは他のマルウェアとは異なり、寄生して広がるという特徴を持っています。

3.間違えやすい「マルウェア」と「ウイルス」の違い

マルウェアとウイルスの違いを理解するためには、以下の3つの切り口を知る必要があります。

  • 呼称の使われ方の違い
  • 範囲の違い
  • 感染の仕方や広がり方の違い

順番に解説していきます。

(1)呼称の使われ方の違い

マルウェアとウイルスは混同されやすい言葉ですが、使われ方には明確な違いがあります。

マルウェアは悪意のあるソフトウェアの総称であり、ウイルスはその中に含まれる一種のプログラムです。

本来、マルウェアという呼び方は、ウイルス、ワーム、トロイの木馬など、さまざまな種類の攻撃用ソフトウェアを指します。

しかし、日本では昔からウイルスという言葉が先に広まり、コンピュータに害を及ぼすソフトをすべてウイルスと呼んでしまう傾向があります。

このため、実際にはウイルスではないのに、「ウイルスに感染した」と表現されることも多く見られます。

つまり、マルウェアは広い意味を持ち、ウイルスはその中の一つという関係にあります。

(2)範囲の違い

マルウェアとウイルスの違いは、両者の定義と働き方に注目すると、よりわかりやすくなります。

マルウェアとは、利用者に気づかれないまま被害をもたらすソフトウェアの総称で、ウイルスのほかにも、ワーム、トロイの木馬、ランサムウェアなど、さまざまな種類があります。

一方で、ウイルスはその中の一種であり、特徴としては他の正常なプログラムに寄生して広がり、自動的に複製・感染を繰り返すという点が特徴です。

つまり、ウイルスはマルウェアに含まれる存在であり、マルウェアという言葉の方が、より幅広い意味があります。

(3)感染の仕方や広がり方の違い

マルウェアとウイルスでは、感染の仕組みや広がり方にも違いがあります。

マルウェアは、感染経路や拡散方法に多様性があります。たとえば、「ワーム」はネットワークを通じて自動的に拡散し、「トロイの木馬」は正規のソフトウェアに見せかけてユーザーに自らインストールさせるという手口を使います。

一方、ウイルスは、他のプログラムやファイルに寄生して動作します。感染を拡大させるには、ユーザーがその寄生先のプログラムを実行する必要があるため、間接的な拡散となっているのが特徴です。

このように、マルウェアは広範囲で自律的な感染ができるのに対し、ウイルスは拡散するために一定の条件を必要になります。

4.まとめ

今回は、マルウェアとウイルスの違いについて、基本的な定義や範囲、感染の仕組みなどについて解説しました。

マルウェアは悪意のあるソフトウェアの全般を指す広い概念であり、その中にウイルスやワーム、トロイの木馬などが含まれます。一方、ウイルスは他のファイルに寄生して増殖するタイプのマルウェアの一種です。

このように、両者は呼称や使われ方に違いがあり、意味を混同すると正確な対策が難しくなることもあります。

まずは、マルウェアとウイルスの違いを正しく理解することから始めてみてください。

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