2026年4月2日

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クラウドセキュリティ認証について、「なんだか難しそう」「関連用語が多くてよくわからない」と感じていませんか?
クラウドサービスの普及が進む現代において、情報セキュリティの重要性はますます高まっています。
その中でも、クラウド環境でのセキュリティ対策を証明するISMSクラウドセキュリティ認証は、今注目されている認証の一つです。
実は、ISMSクラウドセキュリティ認証は、しっかりとポイントを抑えれば、決して難しいものではありません。
なぜなら、認証基準は曖昧なものではなく、具体的な管理策やクラウド特有のリスクへの対応が明確に示されているため、理解しやすい仕組みだからです。
しかし、その仕組みを十分に理解しないまま認証取得を進めると、途中でつまずいてしまうかもしれません。
この記事では、そんなISMSクラウドセキュリティ認証の基本から注意点まで、初めての方にもわかりやすく説明します。
この記事を読み終えるころには、ISMSクラウドセキュリティ認証への理解が深まり、認証取得に向けた具体的な道筋が見えてくるはずです。
1.ISMSクラウドセキュリティ認証とはクラウドサービスの国際規格
そもそもクラウドセキュリティ認証とは、クラウド環境における情報セキュリティの適切な管理体制が整っていることを、第三者機関が証明する仕組みです。
近年では、クラウドサービスの普及に伴い、情報の安全性を確保するためのクラウド認証の重要性がますます高まっています。
クラウドセキュリティ認証にはさまざまな種類がありますが、ここでは代表的なものをご紹介します。
(1)ISOクラウドセキュリティ認証(ISO27017)
ISO27017はISOより発行されたクラウドセキュリティに関する国際規格です。クラウドサービスの提供者および利用者が、情報セキュリティを適切に管理するためのガイドラインとして活用されています。
(2)CSマーク
クラウドサービスを提供する事業者が、情報セキュリティに関する一定の水準を満たしていることを示す認証マークです。JASAクラウドセキュリティ推進協議会が定めるクラウド情報セキュリティ監査制度に基づいて付与されます。
(3)CSA STAR認証
アメリカの業界団体 CSAが提供する認証制度で、クラウドサービスのセキュリティ対策状況を評価、可視化し、信頼性を証明するものです。
「ISMSクラウドセキュリティ認証」は、クラウドサービスに特化した情報セキュリティ管理の国際規格です。クラウドセキュリティにはさまざまな認証がありますが、中でも「ISMSクラウドセキュリティ認証」は高く評価されています。
2.ISMSクラウドセキュリティ認証を取得するメリット
ISMSクラウドセキュリティ認証を取得するメリットは主に3つあります。
(1)セキュリティ・信頼性の向上
ISMSクラウドセキュリティ認証を取得することで、クラウド特有のリスクにも配慮したセキュリティ体制を構築していることを社外に証明できます。これにより、お客様や取引先からの信頼性が向上し、安心してサービスを選んでもらえる要素になります。
(2)入札への参加機会の拡大
これまではプライバシーマーク(Pマーク)やISMS(ISO27001)が入札の条件となるケースが多くありました。しかし、近年ではISO27017の取得を入札条件とする自治体も増加しており、認証取得により新たな案件への参加機会が広がります。
(3)セキュリティチェックシートへの対応
大手企業や自治体から求められるセキュリティチェックシートの内容も変化しています。最近では、ISO27017についての質問が増加しており、認証を取得していれば、こうしたチェックシートでも高い信頼性をアピールすることができ、商談や取引がスムーズになる効果も期待できます。
3.ISMSクラウドセキュリティ認証を取得するデメリット
一方で、ISMSクラウドセキュリティ認証を取得する際には、次のようなデメリットもあります。
(1)費用がかかる
認証の維持には、初期の取得費用だけでなく、毎年の審査費用も発生します。さらに、認証取得に向けたコンサルティング会社のサポートを利用する場合には、その費用も必要になるため、継続的なコスト負担が生じます。
(2)手間がかかる
認証取得のためには、マニュアルの作成、リスクアセスメント、内部監査、マネジメントレビューなど多くの準備が必要になります。クラウド認証の担当者はこれを一手に引き受けるので、負担が大きくなるケースもあります。
4.ISMSクラウドセキュリティ認証取得までの流れ

ISMSクラウドセキュリティ認証の取得は、以下のステップで進めていきます。
(1)適用範囲を決める
ISMSクラウドセキュリティ認証を取得するには、前提として「ISO/IEC 27001:2013」の認証を取得している必要があります。
取得している場合、まずは自社のどの業務・サービスを認証対象とするのか、適用範囲を明確に定めます。クラウドサービス全体を対象にするのか、一部のサービスに限定するのかを整理する重要なステップです。
(2)ISO27017規格への対応
次に、ISO27017で定められたクラウド特有のセキュリティ管理策について、自社のルールや運用体制を整備します。マニュアルの整備や、リスクアセスメント、運用ルールの見直しなどがここに含まれます。
(3)審査
準備が整ったら、認証審査機関に審査を依頼します。審査機関が、ISO27017の基準に沿った体制が構築、運用されているかチェックします。
(4)認証取得
審査に合格すると、クラウドセキュリティ認証が正式に発行されます。その後は、定期的な維持審査を受けながら、継続的にセキュリティ管理を行っていきます。
5.認証の取得にかかる期間と費用
実際に認証取得を目指す場合、どのくらいの期間と費用がかかるのでしょうか。
(1)認証取得に必要な期間の目安
認証取得には、一般的に6ヶ月から1年ほどの期間がかかるとされています。
準備段階から審査の完了まで複数のプロセスを経るため、特にリスクアセスメントや内部体制の整備に時間が必要です。認証取得を目指す際は、余裕をもってスケジュールを立てましょう。
(2)費用の内訳とコスト削減のポイント
認証取得にかかる費用は、主に「審査費用」「コンサルティング費用」「内部費用」の3つに分類されます。
①審査費用
認証機関に支払うもので、企業の規模や審査の範囲によって異なります。
相場は50万円〜100万円程度です。
②コンサルティング費用
外部支援を依頼する場合に発生します。
相場は30万円〜150万円程度です。
③内部費用
従業員の教育システムや導入費用が含まれます。
コスト削減のポイントとしては、複数の認証機関から見積もりをとることや、助成金制度を活用することが挙げられます。
適切な計画と外部支援の選択により、費用対効果の高い認証取得を目指しましょう。
6.まとめ
今回は、ISMSクラウドセキュリティ認証の内容や取得の流れについてご紹介しました。
クラウドサービスの利用が広がる中で、情報セキュリティの重要性もどんどん高まっています。特にお客様の大切なデータを守るためには、しっかりとした仕組みが必要です。
クラウドセキュリティ認証を取得することで、安心で安全なサービスづくりやお客様からの信頼向上にもつながります。
この記事を参考に、クラウドのセキュリティ対策を進め、より安心して選ばれるサービスづくりにお役立てください。
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