2023年6月28日
ISO9001とISO14001の違いは「視点」だけで、同じ目的を持った規格のためマネジメントシステムを統合する事もできます。統合することで①書類作業負荷の低減 ②審査費用の低減 などが期待されます。
ISO9001とISO14001の違いを理解しながら統合し、審査の負担や業務効率の向上を図りましょう。
1.ISO9001とISO14001の違い
ISO9001(品質マネジメントシステム)とISO14001(環境マネジメントシステム)の違いは何でしょうか。
その名の通り、「品質」と「環境」の違いであり、全く違うものを指しているように思えます。
ただ実は、この2つの目的は同じで、「経営をより良くする」ということです。
経営を良くするために「品質面」からのアプローチと、「環境面」からのアプローチ、つまり「視点」の違いという表現が出来ます。
2.ISO9001とISO14001を統合すべき場合とは?
統合すべき場合は以下のようなケースです。
・品質と環境に関するプロセスが密接に関連している場合
・品質と環境に関する目標が重複している場合
もちろん、それぞれのマネジメントシステムの違いはあるため、その点は抑えることが大事です。
それ以外のプロセスを1つのマネジメントシステムとして考え、運用することによって、
同じ目的を持つ2つのマネジメントシステムを統合した状態で運用することが出来ます。
3.統合の方法
(1)審査の統合
品質マネジメントシステムと環境マネジメントシステムの審査を同時に受ける方法です。
各種審査機関では、統合された審査も実施しており、一度に審査を受けることができます。
(2)仕組みの統合
品質マネジメントシステムと環境マネジメントシステムの仕組みを一つに統合する方法です。
具体的には、品質マネジメントシステムと環境マネジメントシステムのプロセスを統合することで、
マネジメントシステムが共有化され、重複する作業を削減し、効率化を図ることができます。
(3)審査を一緒に受ける
マネジメントシステムを統合したのに、審査をそれぞれ受けるのはおかしいですよね。
統合されたマネジメントシステムは審査も一緒に受けることが出来ます。
異なる規格の審査を同時に審査するため、審査対応の負担の低減や審査費用の低減も可能です。
4.ISO規格の複合審査・統合審査とは
(1)複合審査とは
品質マネジメントシステムや環境マネジメントシステム以外にもたくさんのISO規格があります。
マネジメントシステムによって更新審査や維持審査が必要になってくるため、品質マネジメントシステムは品質マネジメントシステムの審査を、環境マネジメントシステムは環境マネジメントシステムの審査を受けることが必要です。
複合審査はこの複数規格を同時に審査するものです。
(2)統合審査とは
複合審査と大枠では同じ意味合いですが、統合審査は「マネジメントシステムが統合されている」のが前提です。
複合審査:効率的な審査を行う
統合審査:マネジメントシステムを効率的に運用するため、規格を統合し、その結果審査が効率的になる
という違いがあります。
5.統合しない方がいい場合とは?
統合審査がメリットをもたらす一方で、統合しない方がいい場合もあります。
例えば、異なる部門間での規制や業務内容が大きく異なる場合、統合してしまうと本来必要な審査が行われなかったり、認証を受けるために必要なプロセスや文書化が不足することがあります。
そのため、企業は統合するかどうかを判断する際に、自社の業務や規模、リスクなどを考慮する必要があります。
6.実際のサポート事例
実際に弊社にお問合せ頂くお客様の中に
『ISO9001を取得したけど、ISO14001も取得してとお客様に言われて困っている。』
『2規格もやるのは大変だし、審査のこれまで以上の負担がかかると思うと、前向きになれない。』
『どうにかサポートしてほしい。』
という声がありました。
もちろん、このお客様は品質マネジメントシステムと環境マネジメントシステムを統合することで、
想像していたようなほどの負担はなく14001を取得することが出来ました。
まとめ
品質マネジメントシステムと環境マネジメントシステムの統合について書いてきましたが、統合することがすべてではありません。
大切なのは、組織が一番望むかたちでマネジメントシステムの運用ができ、審査を受けられることです。
統合はその方法の一つでしかありません。
運用方法や審査でお困りの際は、ぜひお気軽にお問合せ下さい。
御社が一番望む形になるようにサポートさせていただきます。
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