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【導入事例付き】ISMS取得支援、コンサル会社を選ぶ5つの重要ポイント

2025年12月3日

【導入事例付き】ISMS取得支援、コンサル会社を選ぶ5つの重要ポイント

ISMS(ISO27001)認証の取得を検討する際、「自社だけで進めるべきか、コンサルタントに依頼すべきか」と悩む担当者様は少なくありません。また、コンサルタントへの依頼を決めても、「どの会社を選べばよいかわからない」「費用対効果が見えにくい」という課題に直面することがあります。

結論からお伝えすると、社内リソースが限られている場合や、短期間で確実な認証取得を目指す場合、適切なコンサルティング会社の活用をおすすめします。

ISMSの認証プロセスは複雑かつ専門的です。

自社のみで対応しようとすると、文書作成やルール策定に膨大な時間を費やすだけでなく、実態に合わない運用ルールを作ってしまうリスクがあるからです。

実際に、自社のみで取得を目指した結果、通常よりも長い期間(1年以上)を要したり、本来の業務に支障をきたしたりするケースもあります。一方で、コンサルタントの支援を受けた企業は、半年程度の短期間で、かつ業務負担を抑えながら認証を取得しています。

本記事では、ISMSコンサルタントに依頼する本来の目的やメリット・デメリットを整理した上で、失敗しないコンサルティング会社の選び方を5つのポイントを解説します。

1.ISMS(ISO27001)のコンサルに支援を頼む目的とは?



ISMS(ISO27001)のコンサルに支援を頼む主な理由は以下の3つです。

「ISMSコンサルへの支援依頼=認証取得作業の代行」と考えてしまいがちですが、ISMSのコンサルが提供するのは、組織体制の強化と効率的な運用です。

  • 効率的なISMSの構築のため
  • 確実な認証取得と取得期間の短縮のため
  • 人的・時間的リソースを最適化するため

⑴効率的なISMSの構築のため

ISMS(ISO27001)に関する規格や認証のプロセスは複雑で専門的です。

コンサルティング会社は、これらの規格に詳しく、効果的かつ効率的に認証を取得するための知識やノウハウを提供します。

例えば、リスク分析、セキュリティポリシーの策定、膨大な書類の作成など、サポートする範囲は多岐にわたります。組織の状況を詳しく分析し、実態にあったISMSを構築することにより、無駄のない運用体制を確立できます。

⑵確実な認証取得と取得期間の短縮のため

ISMSのコンサルタントは、審査のポイントや運用のポイントを熟知しています。

自社で進めた場合に起こりがちな文書の不備や解釈ミスを事前に防ぎ、無駄な書類作成などを減らします。

また、コンサルの経験に基づいたスケジュール管理で、ISMS構築から認証までの期間を短縮することが可能です。「審査を無事に通過できるか」、「上層部が提示する期限に間に合うか」という不安からも解消されます。

⑶人的・時間的リソースを最適化するため

ISMS構築に必要な作業(リスクアセスメント、文書作成、従業員教育など)は膨大です。ISMSのコンサルタントがこれらの作業を行うことで、従業員の負担が大幅に軽減されます。

特に内部のリソースが限られている企業や、ISMSの運用が本業に支障をきたすことが懸念される企業にとっては大きな価値を発揮します。

また、専門的なサポートにより無駄な書類・ルールがなくなり、無駄な残業やコストの発生を抑えることができます。

2.そもそもISMSを取得する目的とは?

ISMS(ISO27001)を取得する目的としてよくあげられるのは、「取引上の要件になっている」ことが多いです。

特にITシステム業界では、開発スタッフを常駐派遣する業態から、お客様データをお預かりして自社内で受託開発をする業態へ受託内容が変化していく際に、大手ベンダーから、セキュリティへの取り組み体制を確認される上で、ISMS(ISO27001)取得が話題に上がります。

また、自社のクラウドサービスを開発、販売する上で、セキュリティ体制のPRからISMS(ISO27001)の取得を行う、スタートアップ企業も増加傾向にあります。

ISMS(ISO27001)を取得する目的については、こちらの記事で詳しく説明しております。

3.ISMS取得支援を受けるメリット

社内リソースが十分にある場合は自社運用ができる可能性がありますが、そうでない場合、自社のリソースだけでISMS認証を目指すのは、規格の複雑さ、文書の膨大さからかなりの負担となる可能性があります。

コンサルタントの支援を受けることで以下のようなメリットがあります。

  • 自社の作業負担を軽減できる
  • 効率的なマネジメントシステムの構築が可能になる
  • スムーズに審査を通過できる

⑴自社の作業負担を軽減できる

企業の規模や経験によりますが、ISMS(ISO27001)の認証を自力で取得しようとすると、通常1年以上かかります。この間、社員が多くの作業を担当しなければならず、かなりの労力が必要です。

しかし、コンサルティング会社に依頼すれば、多くの企業が半年から1年程度でISMS(ISO27001)を取得できることが多いです。

また、この期間に必要な作業量も大幅に減らせます。具体的には、マニュアルの作成、運用記録の整備、内部監査、マネジメントレビュー、スケジュール管理、審査の手続きなど、幅広いサポートが受けられます。

⑵効率的なマネジメントシステムの構築が可能になる

自力でISMS(ISO27001)の認証を取得しようとすると、企業の実情に合わない重たいマネジメントシステムができてしまい、文書やマニュアルが過剰に増えることがあります。

しかし、コンサルティング会社に依頼すれば、企業に合ったマニュアルの作成や修正を専門家の視点からサポートしてもらえます。

ただし、コンサル会社によっては古いスタイルで「文書をたくさん作る」アプローチを取る場合もあるので、選定の際には注意が必要です。

⑶スムーズに審査を通過できる

コンサルティング会社はISMS(ISO27001)の取得支援を専門としているため、審査を通過しやすくなります。

経験豊富なコンサルタントの支援を受けることで、準備に無駄な手間がかからず、さらに審査員からの「ここを改善してください」という指摘が少ない状態で審査を通過できる可能性が高まります。

4.ISMS取得支援を受けるデメリット

ISMS(ISO27001)の認証取得を支援するコンサルティングサービスを利用する際、いくつかのデメリットが存在します。

以下、代表的なデメリットです。

  • コンサルティング費用が発生する
  • コンサルに任せきりで自社のノウハウが蓄積されないケースがある

⑴コンサルティング費用が発生する

ISMS認証取得のコンサルティング会社の支援を受ける場合、コンサルティング費用が発生します。

この費用は、企業の規模や事業範囲、コンサルタントの専門性によって異なりますが、一般的には数十万円から数百万円に及ぶことがあります。

特に中小企業にとっては、この費用が大きな負担となる可能性があります。

さらに、認証取得後の運用・維持にも継続的にコストがかかります。

⑵コンサルに任せきりで自社のノウハウが蓄積されないケースがある

コンサルタントに全面的に委ねる場合、認証取得はスムーズに進むかもしれません。しかし、自社内にISMSに関するノウハウや知識が十分に蓄積されないリスクがあります。

コンサルタントが主導して文書作成や手順の整備を行うことで、従業員のISMSの運用や管理に対する理解の機会が失われる可能性があります。その結果、認証取得後に自社運用を行う場合に専門的なノウハウ・知識不足に陥ります。このような状況を避けるためには、伴走型コンサルティング会社に依頼しましょう。

5.ISMS(ISO27001)のコンサルを選ぶ際のポイント

ISMSのコンサルティング会社にはさまざまなタイプがあり、提供するサービス内容や費用、対応の早さ、信頼性、サポート体制など、複数の観点から検討する必要があります。

以下では、コンサルティング会社を選ぶ際に注目すべきポイントを詳しく解説します。

⑴サービス内容

コンサルティング会社のサービスは、主に、アドバイス型、丸投げ型、並走型の3つのタイプに分けられます。

アドバイス型のコンサルティング会社では、コンサルタントが提供するのはアドバイスのみであり、実際の作業はすべて自社の担当者が行う必要があります。

書類作成も自社で行わなければならず、提案内容を慎重に検討しないと、無駄な作業が増える可能性があります。

丸投げ型のコンサルティング会社は、書類作成を含むすべての作業を引き受けます。

ヒアリングは必要ですが、基本的にアドバイスは提供せず、書類作成に特化しています。

伴走型のコンサルティング会社は、打ち合わせを通じてヒアリングを行い、コンサルタントが書類を作成します。アドバイスも提供するため、アドバイス型と丸投げ型の中間に位置します。

コンサルティング会社を選ぶ際に最も重要なのは、アドバイスだけでなく、一緒に計画を立て、打ち合わせをしながら書類作成をサポートしてくれるかどうかです。

サービスに対して費用を支払う以上、時間のかかる書類作成を共に行ってくれる会社を選ぶことで、大きなメリットを得られます。

書類作成を必ず共に行ってくれるのか、その範囲がどこまでなのかを確認することが重要です。

「認証パートナー」は伴走型コンサルです。

詳しいコンサルティングサービス内容についてはこちらから。

⑵価格

コンサルティング費用は、一般的に30万円から120万円程度で、コンサル会社によって異なります。

アドバイス型のコンサルティング会社では、アドバイスや提案が主なサービスとなるため、適正な価格設定が曖昧になりがちです。そのため、コンサルティング費用は70万円から120万円程度と幅があります。

一方、丸投げ型や並走型のコンサルティング会社では、お客様の作業負担を軽減することが主なサービスとなります。

これらの会社の価格相場は30万円から60万円程度です。

⑶対応の早さ

対応の速さも、コンサルティング会社を選ぶ際の重要な要素となります。

例えば、審査直前に書類の修正が必要になった場合など、急な対応が求められる場面で連絡が取れなかったり、返答が遅れたりするのは非常に問題です。

また、ノートパソコンの紛失やメールの誤送信など、情報漏洩が懸念される緊急事態では、特に迅速な対応が求められます。

1つの基準として、1営業日以内に1回は返事があるかどうかを確認しましょう。

また、サービスを利用する前に、営業時の対応の速さを参考にするのも良い方法です。

⑷会社の信用度

コンサルティング会社の信頼性は、提供するサービスの種類よりも、実績の豊富さが大きく影響すると言えます。

そのため、信頼できる会社を選ぶには、取引実績の数や企業の規模、売上高などを確認することが重要です。

多くのコンサルティング会社は、自社のウェブサイトに過去の支援実績を掲載しています。

これを事前に確認することで、どのような企業をサポートしてきたかを知ることができます。

また、企業の社員数についても確認してみましょう。小規模な会社や個人のコンサルタントが多い場合、業務が個人に依存しがちで、個々の実績に基づく提案が多くなる傾向があります。

一方、大規模な会社では、多様な実績に基づく豊富な事例があり、これが信頼性を高める要因となります。

⑸サービスを提供する組織、体制

サポートを受ける際には、チーム体制を持つ会社を選ぶことをお勧めします。

コンサルタントが一人で対応する場合、その人のスキルにサービスの質が大きく依存し、結果としてサービスの質にばらつきが出る可能性があります。

一方で、チーム体制でサポートを行うコンサル会社であれば、複数のコンサルタントが協力して対応するため、より一貫性のある高品質なサービスを受けることができます。

加えて、緊急時の連絡にも迅速に対応してもらえるため、安心してサービスを利用することが可能です。

このように、チーム体制でのサポートは、個々のコンサルタントの能力を超えた、包括的で信頼性の高いサービスを提供します。

さらに、コンサルタントを外部に委託している会社も存在します。営業時に聞いた内容と実際のコンサルティングサービスに差異が出ることがあるため、コンサルタントが社内のスタッフなのか外部の委託者なのかを選定時に確認することが重要です。

そのため、コンサル会社を選ぶ際には、サポート体制にも注目してみましょう。

6.【事例紹介】当社ISMS認証取得支援サービス導入で成功した企業事例

株式会社ヤマダホールディングス様 の事例

「満足度は100点満点。現在はISMSのコンサルティングのほか、グループ会社に向けてISMSに準拠した情報セキュリティのフレームづくりも支援していただいています。」

「グループ全体のISMSを運用する事務局のスタッフが、少なくともあと4~5人は必要になるところを、コンサルティングだけで対応可能となり、大幅な人件費の最適化が実現しました。」

当社ISMS認証取得支援サービスの導入された、

株式会社ヤマダホールディングス様の事例を簡単にご紹介いたします。

⑴取引先からの要望がISMS取得の直接的なきっかけとなりました

—— ISMSの認証が必要になった背景をお聞かせください

・取引先の要望への対応:

認証が注目され始めた2005年当時、取引先からの要望がISMS取得の直接的なきっかけとなりました。

・従業員のセキュリティ意識向上:

取引先からの要望を踏まえつつ、ISMSを取得した大きな理由は、会社全体でセキュリティ意識の向上を図っていくためです。

会社および従業員におけるセキュリティの意識は、身の回りの整理整頓からクリアスクリーンに至るまで、デファクトスタンダードである情報セキュリティのフレームに基づいて教育しなければ、容易には向上していきません。

⑵認証範囲の拡大とともに運用が追いつかなくなる

—— 弊社に依頼していただきました理由をお聞かせください

・グループ拡大による運用負荷の限界

グループ会社が増え、認証範囲の拡大が加速するにつれて、既存の体制ではISMSの運用が追いつかなくなりました。

本来業務に支障をきたす前に、ISMSの実務を専門家に一任することで、人的・時間的リソースを最適化する必要がありました。

⑶弊社にコンサルティングを依頼した効果

ISMSの運用に関わる人的リソースの最適化

スリーエーコンサルティングの支援がなければ、グループ全体のISMSを運用する事務局のスタッフは、少なくともあと4〜5人は必要になります。加えて、事務局の業務は情報セキュリティの知識やコミュニケーション能力が必須のため、人数を増やせば対応できるわけではありません。

その点、スリーエーコンサルティングは情報セキュリティの知識やコミュニケーション能力はもちろん、仕事のスピードと正確性も兼ね備えており、何もいうことはありません。

人数を増やさなくても、スリーエーコンサルティングだけで十分に対応できています。人的リソースの最適化という意味で、スリーエーコンサルティングは非常に優れたパートナーです。

情報セキュリティに関係するインシデントが半減

スリーエーコンサルティングに教育を担っていただいているおかげで、これまで社内で発生していた情報セキュリティに関係するインシデントは半減したと実感しています。

例えば、伝票の紛失といった単純なインシデントは格段に減っています。こうした状況は、我々の負担軽減という意味でも助かっています。

株式会社ヤマダホールディングス様の詳しい内容はこちらでご紹介しています。

7.まとめ

ISMS(ISO27001)認証の取得は、規格の複雑さや作業の膨大さから、自社リソースだけでは大きな負担となる可能性があります。

ISMSコンサルタントへの支援依頼は、単なる認証取得の代行ではなく、「効率的なISMSの構築」「確実な認証取得と取得までの期間短縮」「人的・時間的リソースの最適化」という3つの大きな目的を果たします。

しかし、コンサルティング会社と一言で言っても、提供されるサービスはそれぞれ異なります。

ISMS(ISO27001)認証のサポートを検討する際に、コンサルティング会社を選ぶための5つのポイントとして、

  • サービスの内容
  • 価格
  • 対応の速さ
  • 会社の信用度
  • サービスを提供する組織、体制

について紹介しました。

コンサルティング会社からのサポートを考える際には、これら5つのポイントを確認し、貴社に最適なサポートを選びましょう。

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