2025年3月12日

ISO9001をやめた企業は多くあり、その理由は、コスト負担、リソース不足、実務との乖離、顧客要求の変化などが挙げられます。2020年以降は専門性と効率化のため、文書作業まで行うコンサルと契約することで問題を解決する企業が増えております。
目次
- 1.ISO9001をやめる企業が増えている背景
- 2.ISO9001をやめる理由とは?
- ⑴コストの負担
- ⑵リソース不足
- ⑶実務との乖離
- ⑷顧客からの要求がない
- 3.ISO9001をやめた後に直面するリスク
- ⑴取引先からの信頼低下
- ⑵品質管理の弱体化
- ⑶内部の混乱
- ⑷競争力の低下
- 4.ISO9001をやめる前の注意点
- ⑴現状の課題を洗い出す
- ⑵運用の見直しを行う
- ⑶外部の専門家に相談する
- 5.実際の事例:ISO9001をやめた企業の成功と失敗
- ⑴成功事例:運用を簡素化してコスト削減に成功
- ⑵失敗事例①:認証をやめた結果、取引先を失う
- ⑶失敗事例②:自社で何とかしてみようと思ったが形骸化
- 6.コンサルティングサービスで解決できること
- ⑴現状分析と課題の特定
- ⑵運用の効率化支援
- ⑶審査資料の作成支援
- 7.まとめ
1.ISO9001をやめる企業が増えている背景

近年、ISO9001の認証を取得している企業の中で、「認証を維持するコストや手間が負担になり、やめたい」と考える企業が増えています。
特に中小企業では、リソースの制約や、ISO9001の運用が本来の業務に支障をきたしているという声も少なくありません。
しかし、ISO9001をやめることにはリスクも伴います。
ISO9001をやめる理由やその後のリスク、そしてやめる前にできることについて詳しく解説し、企業が次のステップを踏むためのヒントになれば幸いです。
2.ISO9001をやめる理由とは?
ISO9001をやめる理由は企業によってさまざまですが、主に以下のようなものが挙げられます。

⑴コストの負担
ISO9001の認証維持には、審査費用や内部監査に関するコストが掛かります。
認証を受けている限りコストの負担は掛かってきます。
⑵リソース不足
中小企業では、ISO9001の運用に割ける人員が限られていることもあり、負担となっています。
⑶実務との乖離
ISO9001の要求事項が現場の実態に合わず、形骸化している。
⑷顧客からの要求がない
当初は、取引先や顧客からISO9001認証を求められることがあったが、現在は求められることがなくなった。
これらの理由から、ISO9001をやめることを検討する企業が増えています。
しかし、やめることで新たな課題が生じる可能性もあります。
3.ISO9001をやめた後に直面するリスク
ISO9001をやめることで、以下のようなリスクが発生する可能性があります。
- 取引先からの信頼低下
- 品質管理の弱体化
- 内部の混乱
- 競争力の低下
⑴取引先からの信頼低下
ISO9001認証が取引条件の一部となっている場合、取引先を失うリスクがある。
⑵品質管理の弱体化
ISO9001の仕組みを手放すことで、品質管理が曖昧になる可能性がある。
⑶内部の混乱
ISO9001に基づいて構築された業務プロセスが崩れ、現場で混乱が生じる。
⑷競争力の低下
ISO9001認証が競争優位性の一部となっている場合、競合他社に遅れを取る可能性がある。
これらのリスクを回避するためには、ISO9001をやめる前に慎重に検討することが重要です。
4.ISO9001をやめる前の注意点
ISO9001をやめる前に、以下のようなアクションを検討してみてください。
- 現状の課題を洗い出す
- 運用の見直しを行う
- 外部の専門家に相談する
⑴現状の課題を洗い出す
まず、ISO9001の運用における課題を明確にしましょう。コストが問題なのか、運用の手間が問題なのか、それとも実務との乖離が問題なのかを特定することで、適切な対策を講じることができます。
⑵運用の見直しを行う
ISO9001の運用が形骸化している場合、運用方法を見直すことで負担を軽減できる可能性があります。例えば、内部監査の頻度を見直したり、現場に合った簡素化された手順を導入することが考えられます。
⑶外部の専門家に相談する
ISO9001の運用に課題を感じている場合、外部のコンサルタントに相談することで、解決策が見つかることがあります。
専門家の視点からアドバイスを受けることで、運用の効率化やコスト削減が可能になるかもしれません。
5.実際の事例:ISO9001をやめた企業の成功と失敗
⑴成功事例:運用を簡素化してコスト削減に成功
ある中小製造業では、ISO9001の運用が大きな負担となり、認証をやめることを検討していました。
毎月のように幹部社員が集まり、ISO9001の審査に向けた資料作成などで何時間も残業をしていました。
しかし、外部コンサルタントの支援を受けて運用方法を見直した結果、いままでISO9001のために行っていた業務の削減に成功し、幹部社員の残業削減をすることができました。
コスト圧迫などの理由で認証をやめることを検討していましたが、認証を維持しながらコスト削減に成功しました。
⑵失敗事例①:認証をやめた結果、取引先を失う
ある企業ではISO9001をやめた結果、主要取引先からの信頼を失い、契約を打ち切られる事態に陥りました。この企業では、ISO9001をやめる前に取引先との調整を行わなかったことが原因でした。
一方で、事前に取引先にISO9001が必要か確認していたが、認証をやめた後に再度認証を受けた企業の事例もあります。
事前の確認では、必要ないと言われていた取引先からやっぱり必要と言われてしまったり、新規取引を予定している顧客から求められたり、認証をやめたことにより、あの会社は何かやらかしてしまったのではないかと噂になり取引が減ってしまったなどのケースがあります。
⑶失敗事例②:自社で何とかしてみようと思ったが形骸化
ある企業では、ISO9001はやめるが仕組みはうまく残していこうと取り組まれていました。
しかし、今まで毎年あった審査がなくなり、審査までに書類を整えなくてもよいという安心感からか、うまく運営ができなくなり、いままで1年間でできていた活動が1年間で終わらなくなってしまいました。
現場の協力も仰ぐが、本業が優先となってしまうため、結局は今まで通り仕組みを残していくことはできませんでした。
6.コンサルティングサービスで解決できること
ISO9001をやめるかどうかを検討している企業にとって、外部のコンサルティングサービスは非常に有効な手段です。以下のようなサポートを提供できます。
- 現状分析と課題の特定
- 運用の効率化支援
- 審査資料の作成支援
⑴現状分析と課題の特定
ISO9001の運用における課題を明確にします。
⑵運用の効率化支援
ISO9001の運用を簡素化し、コスト削減を実現します。
⑶審査資料の作成支援
ISO9001で必要な審査資料の作成支援をします。
当社では、ISO9001の運用に課題を感じている企業に対して、無料相談を実施しています。ぜひお気軽にお問い合わせください。
7.まとめ
ISO9001をやめることは、企業にとって大きな決断です。
やめる前に現状の課題を洗い出し、運用方法を見直すことで、認証を維持しながら負担を軽減できる可能性があります。やめた後も品質管理を維持するための仕組みを構築することが重要です。
ISO9001に関するお悩みがある場合は、ぜひ当社のコンサルティングサービスをご活用ください。
専門家の視点から、最適な解決策をご提案いたします。
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