2024年11月6日
Pマークの監査責任者って何をすればいい?誰を任命する?
Pマークの監査責任者の主な任務は、組織の個人情報保護管理体制が適切に機能しているかを監査し、その結果を報告することです。具体的には、内部監査の計画と実施、監査結果の分析と報告、問題の解決や改善策の提案などです。
企業は、適切な監査責任者を任命し、質の高い監査プロセスを確保することが重要です。資格やライセンスは不要ですが、それ相応の役職者であることが推奨されています。
2023年5月8日
近年、Pマーク教育においてeラーニングが注目されており、コロナ禍によるテレワークの普及によって更なる需要が見込まれています。Pマーク教育のeラーニングではコンサル会社のeラーニングサービスを利用することが一般的です。
目次
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eラーニングとは、インターネットやコンピューターを使って遠隔地から教育を受けることができる方法です。
動画やテキスト、音声、グラフィックなどを使った多様なコンテンツが提供され、学習者は自分のペースで学習することができます。
Pマーク教育は少なくとも年に1回実施する必要があります。
実施計画を立て、テキストやテストの準備をし、全従業員に教育を受けてもらいます。
詳しい流れは下記のリンクからご確認ください。
Pマーク教育をeラーニングにするメリットは以下の通りです。
eラーニングは、自分の都合に合わせて学習できるため、時間を有効に活用することができます。
通常の教室型の教育よりも、時間を短縮できることがあります。
eラーニングは、場所を選ばずに受講できるため、通勤時間や出張先などでも学習が可能です。
また、コロナ禍でのリモートワークや在宅勤務の増加により、自宅で学習することができる点もメリットの一つです。
eラーニングは、コンピュータを使った自動化やWebを使った情報共有により、教育体系の効率化を図ることができます。
また、進捗状況の確認や評価の管理も容易になります。
集合教育のような教育を実施している会社にとっては、従業員の日程調整や会議室の確保、採点にかけていた時間が大幅に解消されるのではないでしょうか。
講義型は、講師が実際に講義を行う形式で、受講者は講義を受けることでPマーク教育を受けます。
従業員を集め、教育を受けてもらうので日程調整が必要ですが一気に教育を実施することができます。
eラーニング型は、インターネット上で行われるオンライン学習の形式で、受講者は自分のペースで学習することができます。
自習型は、テキストを配布し従業員に勉強してもらう方法でeラーニング型のオフラインバージョンです。
実施方法も1つだけではなく講義型とeラーニング型を掛け合わせて実施する企業もあります。
eラーニングを導入している企業には、以下のような特徴があります。
eラーニングは、時間や場所を問わずに学習ができるため、忙しい社員や遠隔地にいる社員でも受講することができます。
また、eラーニングは、教材の一元化や、学習の進捗管理が容易であるため、効率的な教育が可能です。
これらの点から、社員のスキルアップを図るだけでなく、コスト削減にもつながるため、多くの企業で導入されています。
従業員には個人情報保護マネジメントシステムを運用するための力量を付けてもらうことがPマーク教育の目的です。
力量というと難しく聞こえますが、要は個人情報の事故が起きないように従業員に個人情報の保護について定期的に意識してもらい、業務を行ってもらうことです。
実施する教育内容は以下の4つの事項を含めることが求められています。
Pマーク教育の必須項目を入れたサンプルのテスト問題はこういったものです。
【サンプルテスト】
①~③のうち、正しいものを全て選択してください。
(1)当社の個人情報保護方針はどこに掲載しているか。
①WEBサイトに掲載されている。
②社内ポータルに掲載されている。
③事務所入り口に掲載されている。
【答え】①・②・③
(2)Pマークにおいて決めたルール通りにすることの重要性及び利点はどのようなものがあるか。
①取引先や社会からの信用を得ることができ、会社の利益にもつながる。
②業務効率が上がる。
③ 社内での個人情報取り扱いに対する意識が高まる
【答え】①・③
(3)お預かりしている個人情報を保護するために自分は何をしなければならないか。
①ルールよりも良いと思う保管方法で個人情報を保護する。
②社内で決められたルールに従って行動する。
③個人情報の事故は起きていなくても危ないと思ったことは報告する。
【答え】②・③
(4)Pマークにおいて決めたルールに違反した際、会社・自分に対してどういったことが起こり得るか。
①罰金
②解雇
③懲役
【答え】①・②・③
審査の際にはマネジメントシステムの運用記録として教育計画、教育報告書、教育の理解度確認をした実際の記録が確認されます。
具体的には以下の内容で確認されることが多いです。事前にチェックしておくとスムーズに受け答えができます。
教育の対象は全従業員です。新入社員や休職から復帰した従業員がいる場合には都度、教育を行いましょう。
よくある質問で、「毎年同じ内容のテキストを使って教育をしてもいいのか?」という問い合わせがあります。テキストやテスト問題は毎年同じ内容で問題ありません。教育で求められていることは、前述した4つの内容です。
しかし、稀に教育テキストの内容が同じなので変えてみてはどうかという指摘が上がることもあります。
近年のトレンドや会社のセキュリティに関するルールを2~3つ取り入れるのもいいかもしれません。
一般的にeラーニングの費用相場は人数によって変わることが多いです。
1アカウント800円~1000円で受けることができるプランや、1名~100名まで10万円、以降1名追加毎500円といった料金体系のコンサル会社が多いようです。
コースの種類や期間、使える機能によってコストは大きく変化するようです。
コンサル会社によってはコンサルを受けるとeラーニングを無料で受けることができる会社もあります。
しかし、コンサル費用が高くなることも多々あるので他社比較をして最適なプランを探すことが重要です。
eラーニングを導入することにより、管理者の準備・管理の手間や受講者の日程調整をすることなくPマークの教育の効率化ができるようになります。
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