全国健康保険協会「銀の認定」2026年の申請を目指すなら今!すぐに始めるべき理由
2025年10月30日

目次
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- 1. 「銀の認定」とは?健康経営優良法人認定との違いを徹底解説
- (1)「銀の認定」とは?
- (2)【超重要】「銀の認定」が、健康経営優良法人(中小規模法人部門)申請の鍵となる理由
- 2. 「銀の認定」を目指すべき3つのメリット
- (1)企業価値向上と対外的な信頼の獲得
- (2)従業員の健康増進と生産性向上
- (3)より上位の認定を目指すための足がかりとなる
- 3. 「銀の認定」の申請スケジュールと「今」から始めるべきこと
- (1)【最重要】申請前に必須!「健康企業宣言」からスタートする
- (2)認定までの流れ
- 4. 認定の鍵を握る!中小企業が取り組むべき5つの認定要件
- 5. 申請を成功させるための必須チェックリストとエビデンス作成法
- (1)申請書とエビデンス(証拠資料)の正しい記入方法
- (2)認定要件ごとのエビデンス(証拠資料)リスト
- 6. 銀の認定取得後のステップと専門家の活用
- (1)「金の認定」を目指すには?
- (2)健康経営優良法人認定へのステップアップ
- (3)手間のかかる申請作業を効率化する専門家への相談
- 7.まとめ
「銀の認定」とは、健康保険組合連合会東京連合会にて、一定の成果を収めた企業に与えられる認定証のことです。これは、健康経営優良法人制度とは異なる認定制度です。中小企業が「銀の認定」を取得するメリット、申請要件、手続きについて詳しく紹介します。
1. 「銀の認定」とは?健康経営優良法人認定との違いを徹底解説

まずは、よく混同されがちな「銀の認定」と「健康経営優良法人認定」の違いを明確に理解しましょう。
(1)「銀の認定」とは?
「銀の認定」とは、健康保険組合等が実施する 「健康企業宣言」制度において、企業が一定の健康経営に関する取り組みを実施し、基準を満たした場合に付与される認定のことです。この認定は、企業が従業員の健康増進や職場環境の改善に取り組んでいることを示すものです。
具体的には、企業が「健康企業宣言」を行い、健康経営に関する取り組みを進めた結果、一定の基準をクリアすると「銀の認定」が付与されます。この認定を取得することが、東京都内の健康保険組合に加入する事業者が「健康経営優良法人(ブライト500・中小規模法人部門)」に認定されるための必須要件となっています。
つまり、「銀の認定」は、健康経営優良法人認定を目指す企業にとって、重要なステップの一つといえます。
東京都内の健康保険組合に加入する企業が(他県所在の適用事業所も参加できます。)が対象で、従業員の健康づくりに積極的に取り組むことを内外に宣言し、所定の評価基準を満たすことで取得できます。
(2)【超重要】「銀の認定」が、健康経営優良法人(中小規模法人部門)申請の鍵となる理由
「銀の認定」を取得していると、経済産業省が推進する「健康経営優良法人(中小規模法人部門)」の認定に向けた取り組みを行うことができます。
特に、東京都内の企業が健康経営優良法人に申請するためには、まずこの「銀の認定」を取得していることが、申請要件の一つになっています。そのため、「銀の認定」は、より上位の認定を目指すための重要なファーストステップなのです。
2. 「銀の認定」を目指すべき3つのメリット
「銀の認定」を取得することで、企業は様々なメリットを受けることができます。
(1)企業価値向上と対外的な信頼の獲得
従業員の健康を大切にする企業姿勢をアピールする強力な材料となり、企業のブランドイメージが向上します。取引先や顧客からの信頼も高まるでしょう。
(2)従業員の健康増進と生産性向上
健康経営の取り組みを通じて従業員の健康状態が改善されると、病欠や休職が減り、生産性の向上に繋がります。これにより、企業の活力も増し、組織全体のパフォーマンスが上がります。
(3)より上位の認定を目指すための足がかりとなる
「銀の認定」を取得することで、次のステップである「金の認定」や、国の制度である「健康経営優良法人」の申請へとスムーズに進むことができます。
3. 「銀の認定」の申請スケジュールと「今」から始めるべきこと
「銀の認定」は、随時申請を受け付けています。これにより、企業のペースに合わせて準備を進めることが可能です。
(1)【最重要】申請前に必須!「健康企業宣言」からスタートする
「銀の認定」を目指すには、まず貴社が加入している健康保険組合へ「健康企業宣言」を提出し、「健康企業宣言事業」に参加する必要があります。この手続きが完了しないと、申請自体ができません。
(2)認定までの流れ
「銀の認定」は、健康経営を推進する企業がその取り組みを可視化し、次のステップへと進むための重要な通過点です。以下のステップに沿って、貴社の健康経営をさらに発展させましょう。
ステップ1:現状把握と課題特定
まずは、提供されるチェックシートを用いて、貴社が現在どの程度健康経営に取り組めているのかを詳細に確認しましょう。
このチェックシートは、健康経営の様々な側面(例:定期健康診断の受診率、特定保健指導の実施状況、メンタルヘルス対策、従業員の運動機会の提供、食生活改善への取り組みなど)を網羅的に評価できるように設計されています。現状を客観的に把握することで、漠然とした課題ではなく、具体的な改善点や強みを見つけることができます。
ステップ2:健康テーマの決定とエントリー
ステップ1で把握した現状と課題を踏まえ、貴社が優先的に取り組むべき健康テーマを決定します。
例えば、「従業員の運動不足解消」「メンタルヘルス不調者の早期発見・対応」「生活習慣病予防のための食生活改善」など、具体的なテーマを設定しましょう。テーマが決定したら、所定の応募用紙に必要事項を記入し、WEBシステムにて提出しましょう。
ステップ3:健康づくりへの取り組み開始
エントリー後に届く「宣言の証」は、貴社が健康経営に取り組むことを内外に示す大切な証です。
これを事業所内の目立つ場所に掲示し、従業員への周知を徹底しましょう。そして、ステップ2で決定した健康テーマに基づき、具体的な健康づくりへの取り組みを開始します。
ステップ4:達成状況の確認と「銀の認定」申請準備
「銀の認定」申請は宣言後、6ヶ月以上の 取り組みが 必要です。
宣言日から6ヶ月以上が経過したら、これまでの健康づくりへの取り組みがどの程度効果を上げたかを、実施結果レポートを用いて自己評価します。このレポートは、設定した健康テーマに対する達成度を数値化・可視化するための重要なツールです。採点結果が80点以上となった場合、「銀の認定」の申請資格が得られます。
ステップ5:申請と認定審査
実施結果レポートの採点結果が80点以上であれば、いよいよ「銀の認定」の申請が可能です。申請には、【実施結果レポート、実績説明シート、添付資料】の3点が必要となります。
これらの書類を提出後、認定スケジュールに沿って厳正な審査が行われます。審査を無事通過しますと、貴社の健康経営への優れた取り組みを称える「銀の認定証」がお届けされます。
「銀の認定」はゴールではなく、さらなる健康経営の推進に向けた出発点です。この認定を足がかりに、貴社の健康経営を次のステップへと発展させていきましょう。
4. 認定の鍵を握る!中小企業が取り組むべき5つの認定要件
「銀の認定」を取得するためには、以下の項目に沿って取り組み、所定の点数を満たす必要があります。
- 健康診断を100%実施
従業員の定期健康診断の受診率100%を目指し、全員が自身の健康状態を把握できる機会を提供します。 - 再検査の方への受診勧奨
健康診断結果で「有所見」と診断された従業員に対し、医療機関への再検査を促し、その記録を残します。 - 特定保健指導の活用
メタボリックシンドロームの該当者・予備群に対し、保健師などによる特定保健指導の活用を促し、生活習慣の改善をサポートします。 - 健康づくりに向けた環境整備
従業員が自主的に健康づくりに取り組めるよう、社内報やポスターなどで健康情報を発信したり、オフィス内に運動スペースを設けるなど、環境整備を行います。 - 禁煙への取り組み
就業時間内の禁煙を推進したり、喫煙場所を制限したりするなど、受動喫煙防止と従業員の禁煙を支援する取り組みを行います。
5. 申請を成功させるための必須チェックリストとエビデンス作成法
認定要件を満たすだけでなく、その取り組みを証明する資料(エビデンス)を適切に準備することが重要です。
(1)申請書とエビデンス(証拠資料)の正しい記入方法
申請書は、自社の取り組みが簡潔に伝わるよう、具体的かつ客観的に記入します。記載された内容が評価基準に沿っているかを確認しましょう。
(2)認定要件ごとのエビデンス(証拠資料)リスト
例えば、健診実施の記録、再検査の受診勧奨を行った記録、禁煙ルールの社内規定など、項目ごとに必要な資料を事前にリストアップしておきましょう。
6. 銀の認定取得後のステップと専門家の活用
(1)「金の認定」を目指すには?
「金の認定」は「銀の認定」の上位に位置し、より高いレベルの健康経営が求められます。銀の認定で取り組んだ内容をさらに発展させ、健康経営のPDCAサイクルを回すことが重要です。
(2)健康経営優良法人認定へのステップアップ
「銀の認定」を取得したら、いよいよ経済産業省の「健康経営優良法人」の申請準備へと進みます。この認定は、補助金や入札加点など、さらなるメリットをもたらします。
(3)手間のかかる申請作業を効率化する専門家への相談
申請作業は複雑で、多岐にわたる準備が必要です。弊社では、これらの作業を代行し、貴社の負担を大幅に軽減します。特に、認定後の継続的な健康経営の推進や、労務・人事に関する相談まで、ワンストップでサポートすることが可能です。
7.まとめ
「銀の認定」は、貴社の企業価値を高める重要な経営戦略です。
銀の認定証を取得するためには、「健康企業宣言」の宣言後、6ヶ月以上の取り組み実績が必要となります。さらに、健康経営優良法人の認定は年に一度、申請期間が定められていますので、逆算してスケジュールを組むことが極めて重要です。
本記事をお読みになり、具体的なスケジュールや進め方にご興味をお持ちいただけたなら、まずは一度、弊社にご相談ください。貴社の現状を丁寧にヒアリングし、認定までの最適な道のりを一緒に築き上げてまいります。
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