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SDGs宣言書の作り方をわかりやすく解説

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2023年12月14日

SDGs宣言書の作り方をわかりやすく解説

SDGs宣言書は企業がSDGsへの取り組みを明確に伝えるための重要なツールです。SDGs宣言書の作成は、まずSDGsの理解から始め、それを自社のビジョンと一致させることが大切です。これにより、企業の価値観を明確に伝えることができ、社会貢献を通じた成長を目指す一助となります。

1.SDGs宣言書とは


sdgs

SDGs(持続可能な開発目標)は、2015年の国連サミットで採択された、全世界が共に取り組むべき課題を示す行動計画です。
そして、社会・経済・環境に関する17のゴールと169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない」ことが誓われています。

SDGs宣言とは、企業や団体がSDGsに対する取り組みを対外的に表明することを指します。
これは、社会的・環境的な課題の解決に向けてどのように行動するかを示すもので、信頼性を確保する役割を果たします。

そして、そのSDGs宣言を文書化したものがSDGs宣言書であり、具体的な目標や取り組み、進捗状況などを明記し、社内外に対して情報を開示することで、組織のSDGsへの取り組みを具体的に示すことができます。
これにより、ステークホルダーとのコミュニケーションを円滑にし、企業価値を高めることが期待されます。

2.SDGs宣言をする目的・メリットとは

SDGs宣言をする目的とメリットを3つご紹介します。

①消費者・投資家・取引先から信頼を得られる

SDGs宣言をすると、企業が社会や環境に対して良い影響を与えるための活動をしていることを、人々に知らせることができます。これを知った消費者は、その企業の商品やサービスを選びやすくなります。
また、投資家や取引先も同様に、企業の社会的責任や持続可能な取り組みに対する信頼を高めることができます。

さらに、最近ではESG(環境・社会・ガバナンス)投資が増えています。
ESG投資とは、企業の経済的なパフォーマンスだけでなく、環境や社会への取り組み、企業の経営体制なども評価する投資のことです。
SDGs宣言をすることで、ESG投資を行う投資家からも注目されやすくなり、資金調達の機会を増やすことができます。

つまり、SDGs宣言は企業の信頼性を高め、市場競争力を強化し、持続可能な成長を実現するための重要な手段となるのです。

②採用活動でのアピールになる

近年、特に若い世代の中には、自分の働く企業が社会貢献をしていることを重視する人々が多く、SDGsに取り組む企業は魅力的な雇用先となります。

また、既存の従業員に対しても、企業の社会貢献活動は働きがいや誇りを感じさせ、モチベーション向上につながります。

これらの理由から、SDGs宣言は採用活動での大きなアピールポイントとなるのです。

③将来的なビジネスリスクを回避する

環境問題や社会問題が深刻化する中、これらの問題を無視したビジネスは持続可能ではありません。

SDGsへの取り組みは、企業の社会的責任を果たすだけでなく、サプライチェーンの維持や株主・地域からの支持を得るためにも重要です。無関心な企業はこれらを失うリスクがあります。

SDGsに取り組み、またSDGs宣言書などで対外的に公表することで、これらのリスクを未然に防ぎ、企業の持続可能な成長を支えることができます。

3.SDGs宣言書の作り方

SDGs宣言書の具体的な作成方法は以下のとおりです。

①SDGsを理解する

まずは、SDGsの17の目標と169のターゲットを理解することが重要です。
それぞれの目標が何を意味し、どのような課題を解決するためのものなのかを把握しましょう。

②自社のビジョンと整合させる

次に、自社のビジョンや事業内容とSDGsの目標がどのように関連しているのかを考えます。
自社の事業がどのSDGsの目標に対して貢献できるのかを明確にします。

③宣言書を作成する

自社が取り組むSDGsの目標とその理由、具体的な取り組みを明記した宣言を作成します。
具体的なアクションプランを設定し、それを達成するための戦略や手段も併せて記載します。

④宣言書を公表する

作成した宣言を公表します。
ウェブサイトやSNSなど、多くの人に見てもらえる場所で公開しましょう。
また、社内外に対しても定期的に進捗状況を報告することが重要です。

⑤実行し評価する

宣言した内容を実行し、定期的にその進捗状況を評価します。
目標達成のためには、継続的な取り組みとその評価・改善が必要です。

以上がSDGs宣言書の作成方法の主な一例です。

4.SDGs宣言書を作る際のポイント

①SDGs宣言書を作成することだけで終わらない

SDGs宣言書は、企業が持続可能な開発目標に取り組む意志を示すものです。しかし、それだけで終わらせず、宣言書に書かれた目標を具体的な行動で示すことが重要です。

例えば、環境保護に取り組むと宣言したなら、具体的にはどのような行動をとるのか、その結果をどのように評価・公表するのかなど、具体的なアクションプランを設定し、それを実行に移すことが求められます。

②ロゴマークは正しく使用する

SDGsのロゴマークは、国連が定めた17の目標を象徴するもので、その使用にはルールがあります。企業がSDGsに取り組むと宣言する際には、ロゴマークを正しく、適切に使用することが求められます。

例えば、ロゴマークの色を勝手に変えたり、一部の目標だけを強調するために一部のアイコンだけを大きくしたりすることは適切ではありません。

③嘘やできないことは書かない

SDGs宣言書は、企業が社会に対して公表するものであり、その内容は企業の信頼性に直結します。
したがって、実現不可能な目標を掲げたり、実際には取り組んでいないことを書いたりすることは避けるべきです。

また、SDGsの目標は「誰一人取り残さない」ことを原則としているため、企業の取り組みも、全てのステークホルダーを考慮に入れたものでなければなりません。

5.SDGs宣言をすることで自治体が運営するSDGs企業登録や認証がとれる?

SDGs宣言をすることで、自治体が運営するSDGs企業登録や認証を受けることが可能になります。
これは、企業が持続可能な開発目標(SDGs)に取り組んでいることを公に示すためのもので、その取り組みが評価され、認証を受けることができます。

この認証を受けることで、企業の社会的信頼性が高まり、消費者や投資家からの信頼を得ることができます。また、SDGsに取り組むことで、企業のイメージ向上や、新たなビジネスチャンスを創出することも可能になります。

ただし、SDGs宣言をするだけでなく、具体的な取り組みやその結果を示すことが重要です。そのため、SDGs宣言をする際には、自社のビジネスとSDGsとの関連性を明確にし、具体的な取り組みや目標を設定することが求められます。

>企業がSDGsの認定を受ける流れとメリット・注意点を詳しく解説

6.SDGs宣言書のテンプレートを無料配布しています

こちらのフォームより、テンプレートを無料配布しています。

このテンプレートを使用することで、企業は自身のSDGsへの取り組みを明確にし、その取り組みを社内外に伝えることができます。
また、企業はSDGsへの取り組みを具体的な行動に移すための計画を立てることができます。

フォームのご相談内容に「SDGs宣言書テンプレート希望」とご記入の上、お問い合わせください。

7.スリーエーコンサルティングのSDGsコンサルティングではSDGs宣言作成をサポートしています

当社では、SDGsの取組みを情報発信いたします。

SDGs登録認証はもちろん、御社WEBサイト内へSDGs宣言ページの設置、プレスリリース発信、活動レポート(リーフレット)によって、PDCAが回っていることをアピールします。

まとめ

SDGs宣言書の作り方を理解し、自社のビジョンや目標を明確に表現することが重要です。それは、自社が社会的な課題解決にどのように貢献していくのか、その方向性を示すものです。

また、SDGs宣言書は一度作成したら終わりではなく、定期的に見直し、更新することで、企業の成長とともにSDGsへの取り組みも進化していくべきです。

SDGs宣言書作成は、企業の社会的責任を果たすための第一歩であり、持続可能な未来に向けた重要なステップです。

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