2024年2月26日
サステナビリティに関するコンサルティングは、企業が長期的に持続可能な経営を行うための戦略や取り組みを支援します。現在の企業活動を評価し、企業価値の向上と社会的責任の達成を両立するための具体的なアクションプランを提案してもらえます。
目次
- 1.サステナビリティとは?
- 2.サステナビリティとSDGsの違いとは?
- 3.企業にとってサステナビリティの取り組みはなぜ必要なのか?
- 4.企業にとって導入するメリット
- サステナビリティ
- SDGs
- 5.企業として取り組んでいくには何が必要?
- (1)コミットメント
- (2)戦略策定
- (3)実行と評価
- (4)コミュニケーション
- 6.コンサルティング会社は何をしてくれるの?
- 戦略策定
- 実装支援
- レポーティング
- ステークホルダーエンゲージメント
- 7.コンサルティング会社の選定ポイント3つ
- (1)専門知識と経験
- (2)カスタマイズ能力
- (3)フォローアップ
- 8.スリーエーコンサルティングのサポート紹介
- かんたんスタートパック 月額3万円
- 皆でやるスタートパック 月額5万円
- しっかりスタートパック 月額7万円
- 9.サステナビリティに取り組まないとどうなる?
- まとめ
1.サステナビリティとは?
サステナビリティ(sustainability)とは、日本語で「持続可能性」を意味します。
具体的には、現在の人々の生活水準を維持しつつ、未来の世代が同じように良好な生活を送ることができるように、環境、社会、経済の三つの側面をバランス良く維持・発展させていこうという考え方です。
これは、地球の資源を適切に利用し、環境破壊を防ぎ、社会的な公正を保ち、経済的な成長を達成するという考え方を含んでいます。
2.サステナビリティとSDGsの違いとは?
サステナビリティとSDGsは、両方とも持続可能な社会を目指す概念ですが、その焦点とアプローチには違いがあります。
サステナビリティ(持続可能性)は、現在の人々のニーズを満たすために資源を使用する一方で、未来の世代が自分たちの生活を維持するための基盤を満たす能力を損なわないようにするという考え方です。これは、経済的、社会的、環境的な視点からバランスを取ることを意味します。
一方、SDGs(持続可能な開発目標)は、国際連合が2015年に採択した17の目標で、貧困、飢餓、健康、教育、ジェンダー平等、水と衛生、エネルギー、経済成長、産業とインフラ、不平等、都市、消費と生産、気候変動、海洋、陸上生態系、平和と公正、パートナーシップの各項目について具体的な目標を設定しています。
さらに、SDGsは2030年までに達成するための国際目標に対し、サステナビリティは期限は特定の期限は定められていないということも大きな違いです。
3.企業にとってサステナビリティの取り組みはなぜ必要なのか?
サステナビリティの取り組みは、企業が長期的に持続可能な成長を達成するための鍵となります。
それは、環境、社会、経済の三つの側面をバランス良く考慮し、企業のビジネス活動が地球環境や社会に与える影響を最小限に抑えつつ、経済的な利益を追求することを意味します。
これにより、企業は社会的な信頼を獲得し、ビジネスのリスクを軽減し、新たなビジネスチャンスを見つけ出すことが可能となります。
なお、サステナビリティはより広範で抽象的な概念であり、SDGsはその具体的な実現形態とも言えます。
企業がSDGsの達成に向けた活動を行うことは、自社のビジネスが持続可能であることを示す一方で、社会全体の持続可能性にも貢献します。
そのため、SDGs達成のための企業活動は、サステナビリティの実現にも繋がるでしょう。
4.企業にとって導入するメリット
サスティナビリティとSDGsで、企業に導入するメリットは以下の通りです。
サステナビリティ
- 企業の長期的な競争力が向上する
サステナビリティに取り組むことで、環境や社会への影響を最小限に抑えつつ、経済的な利益を追求することが可能となります。これにより、企業の長期的な競争力を向上させることができます。 - ブランドイメージの向上
サステナビリティに取り組むことで、企業の社会的責任を果たす姿勢が評価され、ブランドイメージが向上します。 - リスク管理
環境や社会への影響を考慮に入れることで、将来的なリスクを予測し、対策を講じることができます。
SDGs
- 新たなビジネスチャンス
SDGsの目標は多岐にわたるため、それらに取り組むことで新たなビジネスチャンスを見つけ出すことが可能です。 - 投資家からの評価
SDGsに取り組む企業は、ESG投資(環境、社会、ガバナンスを考慮した投資)の対象となりやすく、投資家からの評価が高まります。 - 社員のモチベーション向上
SDGsに取り組むことで、社員が自社の仕事に誇りを持ち、モチベーションを向上させることができます。
なお、SDGsは具体的な目標として設定されており、その目標が多くの企業や組織で取り組まれているため、一部ではSDGsの方が認知度が高い可能性があります。
5.企業として取り組んでいくには何が必要?
企業がサステナビリティに取り組むためには、基本的なステップは以下の通りです。
(1)コミットメント
まず、経営層をはじめとする全社員がサステナビリティの重要性を理解し、その取り組みにコミットすることが必要です。これは企業のビジョンやミッションにサステナビリティを組み込むことから始まります。
(2)戦略策定
サステナビリティを組織の一部とするためには、具体的な戦略や行動計画が必要です。これには、サステナビリティに関連するリスクと機会を評価し、それに基づいた目標設定やKPIの設定が含まれます。
(3)実行と評価
設定した戦略や行動計画を実行し、その結果を定期的に評価することが重要です。これにより、取り組みの効果を確認し、必要に応じて改善策を講じることができます。
(4)コミュニケーション
社内外に対してサステナビリティへの取り組みを明確に伝えることも重要です。これにより、社員のモチベーション向上やステークホルダーとの良好な関係構築につながります。
6.コンサルティング会社は何をしてくれるの?
サステナビリティに関するコンサルティング会社は、以下のようなサービスを提供しています。
戦略策定
企業のビジネスモデルや目標に合わせたサステナビリティ戦略の策定を支援します。これには、環境、社会、ガバナンス(ESG)の観点からのリスクと機会の評価も含まれます。
実装支援
策定した戦略を実際のビジネスに落とし込むための支援を行います。これには、組織体制の構築、社員教育、プロジェクトマネジメントなどが含まれます。
レポーティング
サステナビリティの取り組みを外部に対して適切に報告するための支援を行います。これには、サステナビリティレポートの作成や、国際的な報告基準への対応などが含まれます。
ステークホルダーエンゲージメント
企業のサステナビリティ取り組みに対するステークホルダーの理解と支持を得るためのコミュニケーション戦略の策定と実施を支援します。
これらのサービスを通じて、コンサルティング会社は企業がサステナビリティを経営の中心に位置づけ、長期的な成功を達成するための支援を行います。
7.コンサルティング会社の選定ポイント3つ
サステナビリティに関するコンサルティング会社を選定する際のポイントは、以下の3つが考えられます。
(1)専門知識と経験
サステナビリティに関する深い知識と、それを活用した実績があるかどうかを確認します。具体的なプロジェクトの経験や、成功事例を持っている会社を選ぶと良いでしょう。
(2)カスタマイズ能力
企業ごとにサステナビリティに対する取り組み方や課題は異なります。そのため、自社のニーズに合わせてサービスを提供できる柔軟性があるかどうかを見ることが重要です。
(3)フォローアップ
コンサルティングサービスは一度きりではなく、継続的なサポートが必要です。そのため、プロジェクト後もフォローアップを行ってくれるかどうかを確認することも大切です。
これらのポイントを踏まえて、自社のビジョンに合ったコンサルティング会社を選ぶことが、サステナビリティの取り組みを成功させるためには重要となります。
8.スリーエーコンサルティングのサポート紹介
スリーエーコンサルティングでは、サステナビリティな取り組みと合わせてSDGsを支援する3つのプランがあり、御社の状況に合わせてカスタマイズできます。
かんたんスタートパック 月額3万円
まずは会社を「SDGsを導入している状態」にしたい、ムダなくSDGsを導入したい方におすすめのプランです。
皆でやるスタートパック 月額5万円
従業員を巻き込んでSDGs活動を強化していきたい企業におすすめのプランです。オンラインのSDGs講座でSDGsの概要や自社の取り組みを紹介するので、「従業員に浸透させたい」という方にお喜びいただいているプランです。
しっかりスタートパック 月額7万円
「自治体が行っているSDGs認証の最上位を取得したい」「外部評価を高めたい」など、しっかりSDGsを導入・運用したい企業におすすめのプランです。導入後のプレスリリースなど広報的な支援も含まれています。
そして、全てのプランに「SDGs認証」の取得サポートが含まれています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
9.サステナビリティに取り組まないとどうなる?
サステナビリティに取り組まないと、長期的な視点での経営が難しくなる可能性があります。
環境問題や社会問題が深刻化すると、企業のビジネス活動自体が困難になることもあります。
また、社会的な評価や信頼を失うことで、顧客や投資家からの支持を得られなくなる可能性もあります。さらに、法規制の強化に対応できず、罰金や業務停止などのリスクも増えます。
これらの理由から、企業がサステナビリティに取り組むことは非常に重要だと言えるでしょう。
まとめ
サステナビリティとは、現在の生活や経済活動を維持しつつ、未来の世代が自分たちの生活を営む能力を損なわないようにする考え方です。
一方、SDGsはサステナビリティを具体的な目標として設定したもので、2030年までに達成を目指す国際的な目標です。
サステナビリティに関するコンサルティングでは、企業がサステナビリティを経営に取り入れるための戦略策定や、その実行支援を行うサービスがあります。
サステナビリティコンサルティングを利用すると、サステナビリティに関する知識不足・ノウハウ不足・人手不足・時間不足を補い、スムーズで効果的な取り組みができます。
「サステナビリティを経営に取り入れたい」という方はお気軽にご相談ください。
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