2020年12月17日
ISO9001:2008は2015年9月に改訂され、ISO 9001:2015として新たに発行されました。
そして、2018年9月20日までに、全ての認証企業が移行審査の合格を求められることとなりました。
本記事では、規格改訂により審査員から指摘を受ける箇所を下記にまとめましたので、ご参考ください。
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規格変更点
規格改訂の意図は、品質マネジメントシステムという考え方をさらに広げ、環境や労働安全などすべてのマネジメントシステムを共通の仕組みにまとめていくという発想です。
改訂後は事業目的達成の為のマネジメントシステムの活用が要求されるようになりました。
つまり、これまでは必要資料が揃っていれば審査に合格することができましたが、改訂後は「ISO14001ルール運用で何が得られたのか?」を問われるようになったのです。
審査において重要視されるところは、マネジメントシステムと事業実態を統合し、システム運用の成果が出ているかどうかです。
また、規格の構成においても、全ての規格が共通化されるようになりました。
(※8章構成が10章構成に変わりました)
これまでの規格構成は、複数のISO規格がそれぞれ分けられて表記されていましたが、改訂後は全てが合体した形式となっています。
規格改訂によって、カタチだけのISO14001の運用が通じなくなったことを覚えておいてください。
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まとめ
上記で記した規格改定後の注意事項を念頭に置き、カタチだけでなく、目的を持ったシステム運用を社内でも意識していってください。
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