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《初心者向け》DX化(推進)の進め方を徹底解説

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2023年8月18日

《初心者向け》DX化(推進)の進め方を徹底解説

DXの進め方にはポイントがあり、現状分析・目標設定、全社的取り組み、適切なツール選定、持続的なスキルアップなどです。進めるうえで、適切な対策と連携が必要ですので、事前に計画を立て、成功への道筋を一つ一つ築いていく必要があります。

1.DX化(推進)とは

⑴DXとは

DXとは、デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)の略で、情報技術を活用してビジネスや社会全体を革新することを指します。

これにより、効率化や拡大が図られ、企業において競争力を向上させることが可能になります。

⑵DX化にあたっての障害

DX化を進める上での障害として、組織の文化や慣習、ITインフラの整備不足、人材育成やスキル不足、予算の確保、セキュリティ対策などがあります。これらの障害を克服することが必要です。

⑶DX化を進める前の注意点

注意点として、DX化を進める前に、自社の現状分析や方針策定が必要です。また、全社的な取り組みとして組織のリーダーシップが重要であり、専門的な知識をもつDX担当者を置くこともポイントです。

2.DX化が必要とされる理由

⑴グローバル競争力の向上

グローバル競争力を高めるためには製品やサービスの品質向上、コスト削減、新市場への進出、技術革新、人材育成を行う必要がありDX化で取組みを加速させます。

⑵新たな価値提案・ビジネスモデルの創出

デジタル技術を活用することで、既存のビジネスモデルに限定されない新しい価値提案やビジネスモデルが生まれる可能性があります。

⑶社会課題の解決に貢献

DX化は企業の利益だけでなく、社会全体の課題解決にも繋がります。

例えば、環境問題や高齢化社会などの課題に対して、デジタル技術を活用したソリューションが開発されることが期待されています。

3.DX担当者に必要な資質

DX担当者には、デジタル技術や業界動向を把握する知識・スキルが求められるほか、経営視点での戦略策定やプロジェクト推進、異なる分野のスタッフと連携するコミュニケーション力、変革に前向きな姿勢が重要です。

4.DX化の進め方|具体的な7ステップ

  1. 現状分析: 自社のビジネスやサービス、顧客ニーズを理解し、DX化の必要性を見極めます。
  2. 目標設定: DX化により達成したい具体的な目標を設定し、全社で共有します。
  3. 方針策定・戦略立案: DX化の方針を具体化し、戦略や取り組み内容を明確にします。
  4. 人材育成: DX担当者やリーダーを育成し、全社員のデジタルスキルも向上させます。
  5.  ITインフラ整備・開発: 必要なITインフラを整備し、デジタル技術を利用したシステムやアプリを活用します。
  6. 実行・評価: 定めた戦略や取り組みを実行し、定期的に評価・改善を行います。
  7. 持続的な取り組み: DX化は一度きりの取り組みではなく、継続的な改革を目指します。

5.スリーエーコンサルティング(認証パートナー)のDXサポート

当社のDXサポートは、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するための支援サービスです。その主なサービス内容は以下の通りです。

⑴ DXの方向性設定
すべての企業にDXが必要であると考えるからこそ、目指すべき方向性を明確にして最適な施策を進めます。

⑵ DXプロジェクトの立ち上げ支援
プロジェクト開始時に必要なリソースや体制、スケジュールの設定などをトータルで支援し、スムーズな立ち上げをサポートします。

⑶ 適切な技術・ツールの選定支援
各企業に最適な技術やツールを選定するための支援を行い、効果的なDX推進が可能となるよう後押しします。

⑷ プロジェクトの運営支援
プロジェクトの進捗管理やリスク対応、チーム連携など、運営面でのサポートを行います。

⑸ DX認定申請
DX認定に必要な申請書の作成をサポートし、組織全体のDX力の向上につなげます。
DXサポートは、企業がデジタル化を進める上で避けて通れない課題や難しさを総合的にサポートし、最終的には競争力のある組織へと導きます。

当社サポートについて詳細はこちらをご覧ください。
https://www.3ac-biz.com/dx-nintei/

6.最近話題の『DX認定』とは

DX認定とは、企業や個人のデジタル変革(DX)に関する知識やスキルを棚卸し、評価する仕組みです。

総合的なDX力を計る指標として開発され、国や業界団体が提供する資格制度や評価基準が増えています。

こうした認定は、DXに取り組む企業や個人にとって、他社や業界に比べて自らの取り組みや進捗状況を把握しやすくします。また、顧客やパートナー企業との信頼関係構築やビジネス展開にも役立ちます。

DX認定は、企業全体のDX推進力だけでなく、個々の従業員のスキルや資質も対象としています。
人材育成やキャリア形成においても、DX認定を取得することが重要視される傾向があります。
専門家による評価だけでなく、実際の業務で活用できるスキルを獲得することが求められます。

当社でもDX認定に向けたサポートを行っております。



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7.DX推進7つのポイント

⑴トップダウンの取り組み
経営層がDX推進の意義と重要性を理解し、全社を巻き込んで取り組む態勢を整えることが重要です。

⑵クリアな目標設定
DX推進において、明確かつ達成可能な目標を設定し、進捗を評価・管理する仕組みを構築することが大切です。

⑶社内コミュニケーションの強化
社内の情報共有や連携を強化し、各部門が一体となってDX推進に取り組む環境を作り出すことが求められます。

⑷継続的なスキルアップ
社員一人ひとりがDXに対応するためのスキルや知識を習得し、継続的にアップデートしていくことが不可欠です。

⑸データ活用の最適化
ビッグデータやAIを活用して業務プロセスを最適化し、企業全体の生産性向上を図ります。

⑹セキュリティ対策の強化
DX推進に伴うセキュリティリスクへの対策を強化し、信頼性や安全性を確保することが大切です。

⑺パートナーシップの構築
外部の専門家や企業と連携し、DX推進に役立つリソースやノウハウを共有・活用することが重要です。
これらのポイントを押さえ、組織全体で取り組むことで、より効果的なDX推進が可能になります。

8.DX推進に必要なツール

DX推進に必要なツールは多岐にわたりますが、主要なものをいくつか紹介します。

クラウドサービス

DX推進においては、データやシステムをクラウド上に移行させることが重要です。
代表的なクラウドサービスとしては、Amazon Web Services (AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Platform (GCP)などが挙げられます。

データ分析ツール

データ分析はDXの中心であり、それを効率的に行うためのツールが必要です。
TableauやPower BI、Google Data Studioなどの可視化ツールが役立ちます。

AI・機械学習ツール

AIを活用することで、より先進的なDXを行うことができます。
Google TensorFlowやMicrosoft Azure Machine Learning、IBM Watson等の機械学習プラットフォームがあります。

プロジェクト管理ツール

DX推進におけるプロジェクトの進捗管理・コラボレーションが重要です。
TrelloやAsana、Microsoft Teamsなどのプロジェクト管理ツールが役立ちます。

RPAツール

業務プロセスの自動化に役立つRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)ツールも重要です。
UiPath、Automation Anywhere、Blue Prismなどが代表的なRPAツールとして知られています。

注意すべき点として、これらのツールはあくまでDXを助ける道具の1つです。ツール自体に頼りすぎず、最終的には組織全体でDX推進の意識を持ち、施策に取り組むことが最も重要です。

9.DX推進活動のよくある失敗事例

⑴ビジョンや目標が明確でない

DX推進の目的や期待する成果が明確でない場合、プロジェクトは途中で迷走したり、目的地が見失われることがあります。成功のためには、最初からビジョンや目標をはっきりさせ、関係者が共有することが重要です。

⑵抵抗勢力への対応が不十分

組織内でのDX推進が進められる中で、抵抗勢力が現れることがあります。これらの声を無視すると、プロジェクトが失敗する原因になりがちです。異論や懸念をしっかり受け止め、対処しながら進めていくことが大切です。

⑶リソース不足

DX推進を担当するチームが、十分な予算や人員が割り当てられない場合、プロジェクトは進行が遅れたり、中途半端な結果に終わることがあります。成功させるためには、ちゃんとしたリソース確保が必要です。

⑷持続性が確保されない

DX推進は短期間で結果が出るものではありません。長期的な視野で取り組み続けることが不可欠です。

しかし、途中で方針が変わったり、リーダーが交代したりすることで、プロジェクトが中断や打ち切りになる場合があります。持続性を確保するために、初期段階で長期的な計画を立てることが重要です。

⑸技術の選定ミス

DX推進において、技術選定が非常に重要です。しかし、最新の技術に追随せず、古い技術を採用してしまったり、逆に最新の技術に飛びつきすぎて試験運用すらしていない技術を導入したりすると、失敗につながる可能性があります。

技術選定には慎重に取り組むことが求められます。

10.まとめ

DX化とは、企業が競争優位性を維持し、業務効率を向上させるためにデジタル技術を活用して変革を進めることです。

しかしDX化を進める際、技術的な障壁や組織の抵抗など、さまざまな課題が存在します。

これらの課題を克服するためには、デジタル戦略を明確に立て、全社一丸となって取り組むことが重要です。
DX化が求められる理由は、業務効率の向上、顧客満足度の向上、新しいビジネスモデルの創出などが挙げられます。

DXを推進する担当者には、コミュニケーション能力や技術的知識、柔軟な考え方などが求められます。また、具体的な進め方としては、現状分析や目標設定、プランニング、実行・検証などのステップを踏むことが重要です。

成功と失敗の線は紙一重。

意思決定のミスや柔軟性の欠如、ツールの選定ミスなど、失敗例から学ぶべきポイントも多く存在します。

最近話題の「DX認定」は、企業のデジタル変革力を評価し、向上させることを目的とした認証制度です。
これを参考に、企業自ら進んでDX化を進め、競争力を高めていくべきです。

ここで紹介したポイントを押さえて、DX化を成功させることで、企業はさらなる成長を目指し、時代の変化に適応する力を高めることができます。

最後に、DX推進は一過性のものではなく、日々進化するデジタル技術に柔軟に対応しながら継続的に取り組むことが大切だということをお伝えしたいです。

これからの時代、DX化を通じた企業の変革が求められています。ぜひ、ひとつひとつ確かなステップを踏みながら、成功への道筋を築いていきましょう。
DXの進め方に困ったときは、お気軽に当社までご連絡ください。



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