ISO・Pマーク(プライバシーマーク)認証お役立ちコラム
2019年6月8日
ISO9001のサポートで現場訪問していると、「力量表」「スキルマップ」を作成しているケースが多いようです。前提として規格では力量を明確にすることが求められていますが、「力量表」「スキルマップ」の要求事項はありません。
今回は、会社にとって「力量表」「スキルマップ」が業務上必要と判断している場合で記載します。
「力量表」「スキルマップ」がもたらしたこと
「力量表」の作成方法で一番多いケースとして、数字でランク分けしているケースが多いですね。
例えば、ランク1能力がない・ランク2能力は少しはある・ランク3業務を任せられる・ランク4主力として任せられるランク5指導する事が出来るといった感じですね。
疑問に思うことがありました。このランクは誰が判断しているのでしょうか?また何を根拠に判断しているのでしょうか?
あるお客様先で、こんな事がありました。
ある従業員さんのランクが「ランク2」だったのです。しかしその従業員さんは現場の主力としてバリバリ仕事していました。客観的根拠はないけれど、現場仕事を見る限り「ランク2」ではないですね。。。
その従業員さんが「力量表」を見た瞬間、顔が一気に曇り、「あぁ◯◯さんは私の評価はこんなに低いんですね。。。なんか悲しいです。。。何を根拠にこの評価になったのか教えて頂ければ改善していきます。」
責任者は通常業務に追われ、「力量表」を更新していなかっただけなのかもしれません。または、そもそも「力量表」に必要性を感じていなかったのかもしれません。または、軽い気持ちで評価していたのかもしれません。
しかし、現実としてランク付けされている従業員さんのモチベーションは下がったのです。逆の立場であれば、同じ気持ちになっていたかもしれませんね。
ISO9001では「力量表」の要求事項はありません。また数値化要求事項もありません。
会社として「力量表」の必要性を感じるならば、作成した方がよいかと思いますが、その裏には評価対象の従業員の存在を忘れてはならないと思うのです。
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